ディープインパクトの追悼行事・本・番組・関係者コメントまとめ

日本競馬史上2頭目となる中央競馬クラシック三冠を無敗で達成したディープインパクト。引退後は種牡馬として2012年から2018年まで日本のリーディングサイアーに輝き、数多くの名馬を誕生させています。

実績、知名度、実力…全てにおいてパーフェクト名馬だったディープインパクトは2019年7月30日に17歳で亡くなりました。28日に患部の頸椎を固定する手術を実施し術後の経過は安定していたものの、翌29日に容態が悪化。翌30日早朝のレントゲン検査で回復の見込みなしとされ同日に安楽死の措置が執られました。

数々の偉業を達成した名馬という事もあり、ディープインパクトを称える為の追悼行事やイベントは数多く開催されており、競馬関係者だけでなく競馬ファンが数多く在籍する芸能界からも数多くの追悼コメントが届けられています。この記事ではディープインパクト追悼に関連する話題を紹介していきたいと思います。

ディープインパクトの追悼行事

競走馬だけでなく種牡馬としても活躍して競馬の歴史を変えたディープインパクト。JRAも実績を称えて数多くの追悼行事を執り行なっています。既に終了しているものもありますが、JRAが先導して開催された追悼行事を紹介していきます。

追悼競争

2019年8月3日と4日の各競馬場のメインレースに「ディープインパクト追悼競争」の副題がつきました。副題がつけられたメインレースは以下の6競争です。

  • 第1回札幌競馬第3日 第11レース「ディープインパクト追悼競走 札幌日経オープン(L)」
  • 第2回新潟競馬第3日 第11レース「ディープインパクト追悼競走 越後ステークス」
  • 第2回小倉競馬第3日 第11レース「ディープインパクト追悼競走 九州スポーツ杯」
  • 第1回札幌競馬第4日 第11レース「ディープインパクト追悼競走 UHB賞」
  • 第2回新潟競馬第4日 第11レース「ディープインパクト追悼競走 レパードステークス(GⅢ)」
  • 第2回小倉競馬第4日 第11レース「ディープインパクト追悼競走 農林水産省賞典小倉記念(GⅢ)」

名馬の場合はこのように副題がつけられて追悼競争として開催されるケースは多くあります。最近で言えば名牝ウオッカなどもJRAにより追悼レースとして副題がつけられました。

献花台や記帳台の設置

全国の競馬場や競馬博物館にてディープインパクトの献花台と記帳台が設置されました。更に全てのウインズにおいて記帳を受け付けられました。設置期間は2019年8月3日から9月1日までなので既に終了していますが、沢山の方が献花や記帳に訪れ、ディープインパクトの別れを惜しんだそうです。

追悼展示

全国の競馬場に置いてディープインパクトの輝かしい実績を振り返る為の展示コーナーが実施されました。こちらも実施期間は8月10日から9月1日と既に終了しています。更に全国の競馬場およびウインズのターフビジョンや館内モニターにおいて、ディープインパクトの特集映像が放映されます。こちらに関しては現在もランダムで放映されているようなので、運が良ければ見る事が出来るかもしれません。

ディープインパクト追悼本

ディープインパクト号を追悼する為に出版された本も数多く発売されています。主なものを以下で数点紹介させて頂きます。

追悼ディープインパクト (Gallop21世紀の名馬シリーズ)

ディープインパクトを追悼して永久保存版!週刊ギャロップ(サンケイスポーツ発行)では、7月30日に急逝した無敗の3冠馬ディープインパクトの偉業を称え、現役、そして種牡馬時代の功績を完全網羅。 急な旅立ちを惜しむ関係者のコメントを詳報するほか、現役時代の全14戦を武豊騎手が詳しく解説、激闘の日々を振り返ります。種牡馬としても数々の記録を打ち立てたディープ。産駒のGⅠ勝ち馬掲載はもちろん、全重賞勝ち馬表など父ディープも深掘り。さらに、ディープの強さの秘密を科学的に分析するなど、〝史上最強馬〟のすべてを収録した永久保存版です 。 A4判オールカラー100ページ

アマゾンで1000円で購入する事が出来る本で、ディープインパクト追悼の本の中では最も売れ行きが良い作品です。名馬シリーズが有名な本で、追悼ディープインパクトとして、過去の偉業や主戦騎手だった武豊の事を詳しく解説しています。

優駿 2019年 09 月号

競馬界の中で名の知れた本で有名な優駿の2019年9月号はディープインパクト追悼号になっていて、ほとんど全てのページで追悼の記事になっています。アマゾンでは1350円で発売されています。優駿は有名な競馬雑誌なので、興味がある方は是非チェックしてみて下さい。

週刊Gallop(ギャロップ)2019年8月11日号

サンケイスポーツ発行の競馬専門雑誌 競馬メディア最大級の取材陣による緻密な記事と、独自ネットワークで集積したデータベースを有する競馬週刊誌です。コンビニ、駅売店の販売中心で、一部を除き全国の書店では発売いたしません。確実に手に入れるにはぜひこちらでお求めください。

競馬メディアでもかなり大手のギャロップでもディープインパクト追悼本を出版しています。売れ行きも良く、あまり発売されていないのでアマゾンなどのネット通販で購入するのが良いと思います。値段は2400円と少々高いですが、充実の内容なので安心して利用できます。

ディープインパクトの追悼番組

記憶にも記録にも残る名馬…それがディープインパクトです。亡くなってから数々の追悼番組が放送されました。放送された一部の番組をまとめて紹介していきたいと思います。

グリーンチャンネル

競馬情報を数多くお届けしているグリーンチャンネルでは三日間連続で追悼番組が放送されて話題になりました。

  • 8/5 14:00他 記憶と記録の軌跡 三冠馬ディープインパクト
  • 8/6 14:00他 英雄の系譜~ディープインパクトの夢を継ぐもの
  • 8/7 14:00他 栄光の名馬たち(ディープインパクト)

ニコニコ生放送

2019年8月4日にはニコニコ生放送で、ディープインパクト号追悼特別番組が放送されました。これは少々特別なもので、国内出走全レースを13時間一挙放送するというもの。ラジオNIKKEIアナウンサーの名実況と共に、生放送で皆と一緒に13時間ループで放送された番組は、ディープインパクトの過去の名レースを皆と一緒に見る事が出来る特別な番組となりました。

ウイニング競馬

毎週土曜日テレビ東京で放送されているウイニング競馬では、2019年8月3日に「緊急追悼!ディープインパクト」が放送されました。史上2頭目となる無敗での三冠など数々の伝説を残し、引退後も種牡馬として多くの名馬を世に輩出した日本競馬界の宝・ディープインパクトの功績を振り返る番組構成となっていて、番組全体で追悼の意を表しています。

ディープインパクト追悼コメント

ディープインパクトの突然の訃報で数多くの関係者からコメントが寄せられました。競馬関係者は元より、競馬好きの芸能界からも多くの追悼コメントが届けられました。一部ではありますが紹介していきたいと思います。

武豊

ディープインパクトの主戦騎手で約2年間全てのレースで騎乗した武豊騎手。ディープインパクトが亡くなった次の日に異例となる会見を開いて心境を明かしています。

-:今の心境

武豊騎手:もちろん残念な気持ちに変わりはないですが、改めていろいろな報道を見て、偉大な馬だと感じました。種牡馬としての活動は2月から休んでいると聞いていましたし、ゆっくり長生きしてくれればと思っていたので、非常に残念です。

-:武騎手にとって、ディープインパクトはどういう存在か

武豊騎手:一言で言い表すのは難しいですが、本当に特別な馬でした。僕にとってヒーローみたいな馬でした。いつかこういう馬が現れればいいと思っていた馬で、共に過ごしていた時間は凄く幸せでした。

-:改めて武騎手から”称号”を与えるとしたら

武豊騎手:間違いなく当時世界一強かったと思います。本当に”英雄”だったと思いますね。僕も含め多くの人がそう思っていると思います。年齢的にまだまだと思っていましたし、絶頂期で現役を引退し、種牡馬としても最強のまま突然の終わりを迎えて、現役を引退した時のような気持ちも少しあります。まだたくさん産駒は残されていますし、彼の遺伝子が今後も残されるでしょう。今後も産駒たちが能力を引き継いでいってくれると思います。

-:やり残したことはあるか

武豊騎手:凱旋門賞ですね。世界一強い馬だと思っていましたし、勝たなければいけないと思っていた馬なので、凱旋門賞を勝てなかったことは悔しさとして残っています。もちろん凱旋門賞はディープインパクト産駒でいって勝ちたいという思いはあります。

-:最後にかけたい言葉

武豊騎手:感謝しかないです”ありがとう”と言いたいです。

引用元:競馬ラボ

池江泰寿調教師

ディープインパクトを厩舎で調教した名調教師池江さん。

突然の訃報に驚いています。競走馬としても種牡馬としても、超一流の成績を残すのは世界でも、まれなこと。日本の競馬界に大きな貢献を与えてくれた偉大な馬でした。日本競馬史上、最高の馬だと思います。こんなに早く亡くなるのは残念としか言いようがありません。以前からディープの子供で凱旋門賞を勝ちたいと言ってきてました。まだそれをかなえられていないので、残り少ない産駒で実現したいと思います。安らかに眠ってください

金子真人オーナー

ディープインパクトのオーナーだった金子真人ホールディングス株式会社・金子真人代表取締役もコメントを寄せています。

無敗の3冠をあっさり成し遂げてくれたことにはとても感動しましたし、感謝しています。最も感動したのは凱旋門賞で負けて帰国した直後にジャパンカップ、有馬記念を連勝してくれたことです。その直後、あまり前例のない4歳での種牡馬入り後も大成功してくれました。マカヒキとワグネリアンの2頭のダービー馬も私にプレゼントしてくれました。突然の訃報に涙が止まりません。心から冥福を祈ります

芸能界からも数多くのコメント

競馬ファンが数多くいる芸能界からも数多くの追悼コメントが寄せられました。一部ではありますが紹介していきたいと思います。

川島明:「ディープインパクトが天国へ旅立ったとの報せ。次元の違う走りで衝撃をあたえ続けた日本最高の名馬でした。産駒にもその強さは受け継がれ今もなお競馬界を創造し続ける偉大すぎる血統です。天国で名馬たちとのんびり走ってくださいね。本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました」

カンニング竹山:「ディープインパクトを認めていなかった。完全に僻みであった。グラスワンダー、ナリタブライアン、オルフェーヴルと自分の好きだった馬の方が強いと意地を張り続けた。しかし突然の訃報。悲しくたまらない。だから本当の事を言います。あなたが日本競馬史上最強で最高の馬でした。感謝そして謝罪します」

かまいたちの山内健司:「めちゃくちゃ残念です。現役時代、そして種牡馬になってからも凄い活躍でした。間違いなく歴代最強馬の一頭だと思います。ありがとうディープインパクト。ゆっくり休んでください」

グラビアタレントの倉持由香:「ツヤツヤしてて、引き締まってて、お尻がカッコよくて、オーラが凄いなぁ…って見惚れたのを覚えています。ご冥福をお祈りします」

まとめ

現役時代に活躍した競争馬が亡くなった時に、追悼レースなどが開催されたりする事はありますが、ディープインパクトの場合は全てが大掛かりで大きなもの。追悼レースに追悼番組、追悼本に、数多くの著名人からのお悔やみの言葉…これだけでディープインパクトがどれだけの名馬で競馬界にどれだけの衝撃を与えたのかが分かると思います。

ディープインパクトが頸椎骨折で安楽死。芸能界からも悲しみの声

長い競馬史の中で史上2頭目の無敗の三冠馬(1頭目は1984年シンボリルドルフ)となったディープインパクト(2002年3月25日生まれ・父サンデーサイレンス、母 ウインドインハーヘア)が2019年7月30日、安楽死となったことが報じられました。ディープインパクトは日本を代表する名馬で、2006年に現役を引退してからも種牡馬として数多くの活躍馬を輩出しており、種付け料もかなりの高額。これからの競馬の発展にも大きく関わっていくだろうとされていたディープインパクトの突然の訃報には大きな衝撃が走りました。

2006年に現役引退することが判明した時には既に51億円(8500万円×60株)というシンジケートが組まれていたことでも知られるディープインパクトが安楽死となってしまったのは一体何が原因だったんでしょうか?種牡馬として生活していたディープインパクトが突然安楽死となってしまった背景や、現役時代にディープインパクトを管理していた池江泰郎元調教師のコメント、芸能界から寄せられた声などもご紹介させていただきたいと思います。

ディープインパクトの安楽死の原因は?

主な勝ち鞍は皐月賞、日本ダービー、菊花賞、天皇賞(春)、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念というディープインパクト。

17歳になった今も種牡馬として活躍していたディープインパクトが急逝したというニュースは競馬界に大きな衝撃を与えました。原因は頸椎骨折が判明したためとのことですが、一体どうして頸椎を骨折してしまったのでしょうか?ディープインパクトのけい養先の社台スタリオンステーションがホームページで詳しく詳細を記載しています。

弊社にて繋養しておりましたディープインパクト号ですが、
かねてより治療しておりました頸部の手術を7月28日に受けました。
手術は無事に終了して術後の経過も安定しておりましたが、
翌29日の午前中に突然起立不能になったため懸命の治療を試みました。
30日の早朝にレントゲン検査を行ったところ頸椎に骨折が見つかり、
回復の見込みが立たないことから安楽死の処置が取られました。
突然の出来事で誠に痛恨の極みではございますが、謹んでお知らせいたします。

引用元:ディープインパクト号 急逝のお知らせ

実はディープインパクトは以前から首の不調が報じられ話題になっていました。2019年4月のニュースでは、2月から順調に種付けをこなしていたものの、3月に入って中止。日々の運動はしているものの立ち上がる時に痛みがあるということで、大事を取って残りシーズンの種付けは取りやめに。ディープインパクトの種付け料はかなり高額のため、これは大変なことです。「命に関わることではありません」と症状は重篤なものではないと社台スタリオンステーションの事務局は強調していましたが、今思ってみればそれだけディープインパクトの体調がよくなかったということなのかもしれません。

とはいえ、ディープインパクトほどの種牡馬となれば管理している側も簡単に安楽死をさせることはないはず。それを踏まえて考えてみると、もうどうすることも出来ないほど絶望的な状態になってしまっていたため手術に踏み切ったものの、改善することはなかった…ということなのかもしれません。

競馬関係者・芸能界からのコメント

日本競馬界を代表する偉大な名馬であるディープインパクトの突然の訃報には早くも沢山のコメントが寄せられています。競馬関係者の方はもちろんのこと、芸能界からも悲しみの声が殺到。競馬好きで知られるお笑い芸人の麒麟・川島明さん、カンニング竹山さん、歌手のSEAMOさん、俳優の中野英雄さん、でんぱ組.incの古川未鈴さんらがTwitterでディープインパクトとの別れを惜しんでいます。

芸能界からのコメント

芸能界にも競馬ファンは数多く存在しています。ディープインパクトの訃報についてツイートしている芸能界の方たちのツイートをいくつかご紹介させていただきます。

麒麟の川島さんは「産駒にもその強さは受け継がれ今もなお競馬界を創造し続ける偉大すぎる血統」とディープインパクトを称えるコメントをツイート。

対する、カンニング竹山さんは実はディープインパクトを今まで認めていなかったという自分の気持ちを告白。強すぎるディープインパクトに抱えていた気持ちを吐露しながらも最後は「なたが日本競馬史上最強で最高の馬でした。感謝そして謝罪します」とその死を哀悼しました。

その他にも数多くの芸能人の方々が悲しみの声をツイートしています。

歌手のSEAMOさんはディープインパクトの訃報を悲しみつつ、今もなお活躍しているディープインパクトの子供や孫たちの活躍に期待を寄せるコメントをツイート。競走馬として成功したからと言って種牡馬としても必ずしも成功する訳ではありませんが、ディープインパクトは種牡馬としても大きな功績を残しています。今も現役で活躍しているディープインパクトの子供や孫たちの活躍をこれからは見守っていきたいものです。

俳優の中野英雄さんは写真付きでディープインパクトの死を悲しむコメントをツイート。あまりにも突然過ぎる名馬の死を悼みました。

でんぱ組.incの古川未鈴さんは顔文字で悲しみを表現。ディープインパクトは年齢性別問わず多くの人に愛されていた名馬だということがよくわかりますね。

池江泰郎元調教師と市川明彦厩務員のコメント

現役時代のディープインパクトを管理していた池江泰郎元調教師と市川明彦厩務員もディープインパクトの訃報について以下のようにコメントしています。

池江泰郎元調教師
「けさ、連絡を受けました。今年は20頭くらいしか種付けをせず、その後も大事にしてもらっていたと聞いたのですが…。まさか、こんなに早く逝くとは」

「思い出はたくさんあって、何をしゃべっていいのか分からない。この馬にはいろんなものをもらった」

「ぼくにとっては宝だったね。競走馬としても種馬としても、最高の成績を収めていた。今は冥福を祈るだけ。もう少し長生きしてほしかった」

市川明彦厩務員
「種牡馬として日本の競馬界をリードしてくれましたし、日本の競馬を変えてくれた馬。ちょっと早過ぎますね。長生きしてほしかったです。残念です」

引用元:ディープの池江元調教師もショック「まさか、こんなに早く逝くとは」

ディープインパクトの死の影響は?

ディープインパクトは現在でも種付け料4000万円とかなり高額で種付けを行っていました。そこまで高額になるのは優秀な血統だからこそ。ブラッド・スポーツである競馬は血統が大切です。ディープインパクトほどの種牡馬はなかなか現れないと言われており、「競馬ファンの中にはサンデーサイレンスレベルの衝撃」と話す人も。偉大な種牡馬が死んでしまった影響は大きく、生産界にとっては大きな痛手となりそうです。

同じく種牡馬として大きな活躍を見せていたキングカメハメハも2019年、体調不良により種付けが見送りされ、その後も状態が改善しなかったため種牡馬引退が発表されました。キングカメハメハは現在も社台スタリオンステーションでけい養されていますが、ディープインパクトも本当なら元気に暮らしているはずだったのかと思うと胸が痛みます。

現役を引退してから種牡馬となるわけですが、ディープインパクトのような人気の種牡馬はかなりハード。人気種牡馬は多い場合で1日に数頭の牝馬と交配しなければならず、これは種牡馬にとって大きな負担になります。このような種牡馬としての生活ももしかしたらディープインパクトの負担になっていたのかもしれません。

まとめ

偉大な名馬であるディープインパクトの死のニュースは世間に大きな衝撃を与えました。2019年のダービー馬ロジャーバローズは凱旋門賞に出走予定ですが、偉大な父も、歴代の日本の名馬たちも成し得なかった凱旋門賞制覇をしてくれるんじゃないか…そんな夢を見ずにはいられません。これからはディープインパクトの子供や孫たちが日本の競馬界を引っ張っていくことになるでしょう。そしてディープインパクトの名前は競馬史に残る伝説の1つとなっていくのではないでしょうか。

ディープインパクトを血統、成績、種牡馬の3つのポイントで紹介

平成の名馬「ディープインパクト」についてご紹介したいと思います。平成にはオグリキャップやテイエムオペラオー、スペシャルウィークなど様々な名馬が誕生しましたが、その中でもディープインパクトは別格な扱いとなっています。

それもそのはず、現役時代成績はとても凄まじく2004年12月19日にデビューしてから2006年12月24日で引退するまで競馬ファンに数々の衝撃を与えました。引退後は種牡馬として競馬界を牽引しており、ディープインパクト産駒が現在の日本競馬を引っ張っているといっても過言ではありません。

そんなディープインパクトについて血統や引退後の現在の活躍などに注目して記事でまとめました。現役時代は知っているけど引退後はあまり知らないという人も是非チェックしてみてください♪

ディープインパクトとは

まずはディープインパクトについて成績や当時の競馬界への影響などについてご説明していきます。2002年3月25日に北海道勇払郡早来町のノーザンファームで生まれます。同じ年のライバルには「ヴァーミリアン」「カネヒキリ」「シーザリオ」などがいて、ディープインパクトは特に目立った存在ではありませんでした。0歳の時のセレクトセールでは金子真人さんに7000万円で落札されました。実際にこの価格はそこまで高い値段ではないので、周りの期待度も高くなかったことが分かります。その後も当時は小柄で繊細な面もあり非力な所が欠点だと言われることもありました。

しかし入厩してからは評価が一変します。調教師が狙ったタイムよりももっと早いタイムで駆け抜けて、さらに全く疲れた様子を見せなかったという伝説が残っています。他の馬とは一味違う「ただ者ではない感」が凄かったそうです。またデビュー戦の前に調教で武豊さんが騎乗した際に、この馬ちょっとヤバいかもとそのポテンシャルの高さを感じとったそうです。武豊さんはその後もディープインパクトの全ての騎乗を担当することになります。

デビューは2004年12月19日の新馬戦になりました。このレースではのちにマイラーズカップや金鯱賞などで勝利した「コンゴウリキシオー」に4馬身も離し勝利をします。単勝オッズも1.1倍とい周りからの期待度もかなり高いものでした。「ディープインパクト」という名前が一気に広がったのは次のレースの若駒Sです。直線に入ってから先頭に立つまで圧倒的なスピードで駆け抜けていきました。他の馬と比べるとあまりに次元が違いすぎてこの時点でクラシック3冠を確実に取るという人もいました。クラシック3冠とは「皐月賞」「東京優駿」「菊花賞」の3つのG1レースのことです。

その期待は間違いではありませんでした。そのまま連勝を重ねてシンボリルドルフ以来史上2体目となる「クラシック3冠」を達成するのです。この時点で7戦7勝。ほぼすべてのレースで圧勝をし「最強」「化け物」と呼ばれるは文句のない成績で下。その後も活躍を続けて現役で全14レースに出場し12勝2敗というとんでもない成績で引退をします。

2つの敗北の内の一つはフランス・パリのロンシャン競馬場で開催された世界最高峰のレース「凱旋門賞」です。日本の競走馬が勝利をしたことはありませんでしたが、ディープインパクトならきっと勝ってくれるという期待を背負って日本を飛び出していきました。しかし結果はレースでは3着。さらにその後の検査で禁止薬物が検出され失格となってしまいます。数々の圧倒的なレースも印象に残っていますが、この失格も競馬ファンに衝撃を与えました。

ディープインパクトの血統について

ディープインパクトの母「ウインドインハーヘア」と父「サンデーサイレンス」の間に生まれます。ウインドインハーヘアは1991年に誕生し、1996年から繁殖牝馬として子供を産み始めます。繁殖牝馬として評価されるのは1998年に産んだレディブロンドからです。いきなりレディブロンドは6戦5勝と輝かしい成績を収めます。さらに2001年に産んだディープインパクトと同じくサンデーサイレンス産駒の「ブラックタイド」も競走馬としてその名を刻みました。そしてその翌年の2002年にディープインパクトが誕生します。

その後も競争馬を産み続けますが目立った活躍をした馬はいませんでした。それでも「レディブロンド」「ブラックタイド」「ディープインパクト」を産んでいるのでかなり優秀な繁殖牝馬だったと思います。2012年に産んだ「レスペランス」を最後に繁殖牝馬としての活躍を終えていますが、現在でもまだ生存しており、ディープインパクトの母として牧場でゆっくりと暮らしています。ディープインパクトが種牡馬として大きな活躍をしているので、孫の数は2500頭を超えています。

父のサンデーサイレンスは今の日本競馬界を語る上では欠かせない存在の馬です。1995年から2007年まで13年連続でリーディングサイアーを獲得し続けます。リーディングサイアーとはシーズンの産駒の獲得賞金の合計額による種牡馬の順位のことです。ディープインパクト以外にも「ステイゴールド」「スペシャルウィーク」「アグネスタキオン」など上げればキリがないほど名馬の父として名を轟かせています。

ディープインパクトの現在の活躍は?

2006年の12月24日に開催された有馬記念で引退をしました。現役は約2年とかなり短い期間でしたが、それは種牡馬としての活躍が期待されていたからです。ケガがあってからでは遅いので元気で凄い成績のまま引退をしたほうが良いという判断でした。しかしたった2年で「JRA顕彰馬選出(2008年)」「JRA賞年度代表馬(2005,2006年)」「JRA賞最優秀4歳牡馬(2006年)」「JRA賞最優秀3歳牡馬(2005年)」を受賞。多くの賞を総なめにするほどの活躍でした。

2019年現在でも種牡馬として活躍は続けています。

ディープインパクトが死亡説が流れたことがある?

ディープインパクトは引退後毎年のように200頭を超える産駒を誕生させており、現在の競馬界ではディープインパクト産駒が多く活躍をしています。

しかし2019の3月に首に痛みが出たため大事を取ってその後の種付け全てキャンセルしました。そのため翌春の2020年に誕生予定の産駒の数は20頭くらいになる見通しです。年齢もすでに17歳と若くはないので慎重な判断が求められているようです。しかし、ディープインパクトはまだまだ死ぬわけにはいきません。それはまだディープインパクトを超える子供が誕生していないからです。もちろんディープインパクトが現在の日本競馬に大きな影響を与えていることは間違いありません。しかし、ディープインパクトを超えるような存在はまだ誕生していないのです。偉大な父を超える産駒の登場に期待したいと思います。

ディープインパクトの種付けについて

先ほどもご紹介しましたが、ディープインパクトは現在でも種牡馬として活躍をしています。2019年こそケガで20頭前後となりそうですが、それまでは多くの種付けを行い新たな産駒が生まれていました。年ごとの種付け頭数をまとめると

2007年:215頭
2008年:232頭
2009年:171頭
2010年:219頭
2011年:229頭
2012年:246頭
2013年:262頭
2014年:255頭
2015年:261頭
2016年:243頭
2017年:241頭
2018年:197頭

今までで「2771頭」と種付けを行っています。その中から「1551頭」がディープインパクト産駒となっています。産駒としてデビューした時は早熟なマイラー種牡馬とも言われていましたが、ディープブリランテやジェンティルドンナなど色んな距離をこなせることを証明します。そして2012年から2018年まで連続でリーディングサイアーを獲得するなど、競走馬の名馬としてだけではなく種牡馬としても名馬となります。

父サンデーサイレンスの様に日本競馬の父として活躍をしているのです。今度はディープインパクトの産駒が、リーディングサイアーを取れるような種牡馬として活躍してくれればもっと日本競馬は発展していくと思います。

ディープインパクトの種付け料は世界一!?

では最後にディープインパクトの種付け料についてご紹介していきます。最初は1回の種付け料が1200万円でしたが現在では4000万円まで上がっています。それだけディープインパクト産駒の活躍が目立ち種牡馬としての価値が上がったということになります。では年ごとの種付け料の推移を見てみましょう。

2007年:1200万円
2008年:1200万円
2009年:1000万円
2010年:900万円
2011年:1000万円
2012年:1000万円
2013年:1500万円
2014年:2000万円
2015年:2500万円
2016年:3000万円
2017年:3000万円
2018年:4000万円
2019年:4000万円
となっています。実はサンデーサイレンスの種付け料は最大で3000万円だったので父をこえていることになります。とういうよりもこの種付け料4000万円というのは世界一の料金となっており最高の評価を受けているのです。1回の種付けで4000万、それを1シーズンで約200頭となると種付け料だけで80億円を稼ぐことになります。

まとめ

この記事ではディープインパクトの誕生から現役時代の活躍っぷりや、種牡馬としての活躍についてご紹介しました。引退した後の方が日本競馬への影響力は大きくなっていますね。さらに最近ではディープインパクト産駒の馬が種牡馬としてもドンドン活躍をしています。おじいちゃんとなったディープインパクトですが、今後の産駒の活躍もまだまだ目が離せないですね!

2019年シーズンは少ない頭数になりましたが、来シーズンもまた元気な活躍をして欲しいと思います♪

ディープインパクトとサイレンススズカ、無敗3冠馬と伝説を比較

平成の名馬として代表的に挙げられる「ディープインパクト」と「サイレンススズカ」はどっちが速く、どっちが強いのでしょうか?実際に対決することは不可能で、比べることもおかしいのかもしれませんが競馬ファンなら一度は考えたことがありますよね?

差しのディープと逃げのスズカ。スタートしてから最初にゴールを切るのは一体どっちになるのでしょうか?平成最強と言われる馬同士が対決したらどうなるのか同レースの結果や、どっちにも騎乗した唯一のジョッキー「武豊さん」のコメントなどをまとめました!

平成の名馬について

平成元年にはオグリキャップなどが活躍し、いきなり競馬を盛り上げてくれましたが皆さんが選ぶ平成の名馬はどの馬になるのでしょうか?「ナリタブライアン」や「メジロマックイーン」に「テイエムオペラオー」など数々の名馬がいますが中でも「ディープインパクト」と「サイレンススズカ」が残した印象はかなり強いものがあると思います。

どちらも共通しているのは「圧倒的な勝ち方」をすること。全く似ていないのはサイレンススズカは逃げでディープインパクトは差しだったことです。スタイルは全く違う2頭で活躍した時代も全く違います。ましてやサイレンススズカはすでに他界しているので比べることは確実に不可能です。しかし、競馬好きならこの2頭の対決を一度は妄想したことがあるのではないでしょうか?逃げるサイレンススズカに、直線に入った瞬間にギアを変えるディープインパクト。

妄想ではどうしても同着になってしまうことが多いですが、皆さんはどっちが勝つと思いますか?

ディープインパクトについて

まずは先にディープインパクトについてご紹介したいと思います。圧倒的なスピードで直線に入ってから一気に他の馬を突き放す強さは、その名の通り大きな”インパクト”を残します。成績も凄く、全14レースに出場し12勝を収めます。黒星が付いた2つのレースですが、一つ目は2005年の有馬記念で一つ年が上のハーツクライに敗れます。もう一つはフランスで開催された凱旋門賞で、レースでは3着さらにその後の検査で禁止薬物が検出され失格となってしまいます。その2つのレース以外は「強い」という言葉が似合うレースでした。国内のレースでは全てが1番人気で単勝オッズも1.3倍以下と圧倒的でした。

未だに史上で2体しかいない「無敗でクラシック3冠」という偉業を達成しています。クラシック3冠ですら7頭しかいないのでそのすごさは十分伝わると思います。また騎乗は全てのレースを武豊さんが担当をしました。

また現在では種牡馬として活躍しており、最初の年は一回の種付け料が1200万円でしたが2019年には4000万円まで上げっています。1度の種付けに4000万円はかなり破格ですがその価値があるとされています。その証拠にディープインパクト産駒の馬は現在の競馬を語る上では必要不可欠なものになっています。「ダノンプレミアム」「キズナ」「ジェンティルドンナ」「サトノダイヤモンド」など多くの馬が活躍をしています。さらに最近では早くもディープインパクト産駒のさらにその子供の活躍出てきており、ディープインパクトの血が今の日本競馬に大きな影響を与えていることは明白です。

サイレンススズカについて

次はサイレンススズカについてご紹介します。サイレンススズカは遅咲きでした。当時は現在でいう2歳を3歳と呼んでおり、他の馬よりも遅れて競走馬デビューしたサイレンススズカは1997年2月1日に開催された4歳新馬戦に登場します。人気は1番人気で結果も1着で見事なデビューとなります。しかし次のレースでは8着、その後は1着を重ねるも大事なレースではなかなか勝てずに苦しんでいました。

しかし騎乗が武豊さんに変わってから一変します。今までも逃げのスタイルでしたが、ここから”大”逃げに変わります。デビューから約1年が経過した1998年2月14日、にバレンタインSに登場します。ここでは一つ前のレースから騎乗している武豊さんが外枠でも関係なく先頭を切って逃げていきます。しかも中途半端な逃げではなく圧倒的に逃げる大逃げです。

このバレンタインSから6連勝をします。デビューから1年後にようやく大逃げという武器を見つけて才能を開花させます。サイレンススズカはスタートと同時に先頭に立ち、2着以下を大きく離します。何が凄いかというと直線に入ってからも衰えるどころかさらにスピードを上げていくことです。これでは流石に他の馬は対抗できません。スピード、スタミナ、根性色々なものを兼ね備えたサイレンススズカだけができるレースだと思います。

しかし悲劇は突然やってきます。7連勝目をかけた1998年11月1日天皇賞秋にサイレンススズカは登場します。ブッチギリの1番人気で単勝オッズは1.2倍でした。圧倒的な力を見せつけていたサイレンススズカがこのレースでも最高のレースを見せてくれると期待されていました。

スタートからいつものように先頭に立つサイレンススズカ。さらにこのレースではいつも以上に2着以下を大きく離します。「これは勝ったな」と誰もが確信している最終コーナー。サイレンススズカがいきなりカクンとなってスピードがみるみるうちに落ちていってしまいます。故障したということがすぐに分かるような走りかたでした。

そのままサイレンススズカは競争を停止、予後不良と診断されそのまま安楽死となりました。

ディープとスズカどっちが強いのだろうか?

対決を実現させることが難しいことは分かっていますが、どちらが強いのかとても気になるところだと思います。完全に比べることは難しいですがいくつかの項目で比較などをしてみたいと思います。

同レースの結果を見てみる

ディープインパクトとサイレンススズカは同じレースにいくつか出場しています。そのレースのタイムを比較すれば自ずと差が分かるのでは?と思いました。

まずは中山競馬場で開催される「弥生賞」の結果を見てみましょう。ディープインパクトが「2:02.2」でサイレンススズカは「2:04.1」でした。しかしこの時サイレンススズカは覚醒前でまだ大逃げ+武豊さんという武器を持っていません。

ではスズカ覚醒後の「宝塚記念」のタイムを見てみましょう。するとディープインパクトが「2:13.0」でサイレンススズカは「2:11.9」でスズカのタイムが圧倒的でした。

しかし!

ディープインパクトが走った宝塚記念は天候が雨で馬場状態も「稍重」となっています。サイレンススズカが走った時は快晴だったので比較するのは難しいですね。神戸新聞杯も走っていますが今度はサイレンススズカが小雨と馬場状態は良でしたがこれも比較するには少し難しいですね。その時の芝の状態もあるので同一レースとはいえやはり比較は厳しそうですね。

武豊さんのコメントを見てみる

では唯一ディープインパクトにもサイレンススズカにも騎乗している武豊さんのコメントを見てみましょう。実はディープインパクトが引退した時にサイレンススズカを「ディープが一番勝ちにくいタイプの馬」「理想のサラブレッド」とコメントしています。また「すべての名馬を集めてレースをした時に一番勝ちやすい馬だった気がします」とも発言をしています。さらに打倒ディープインパクトとしてどの馬を選びますか?という質問に対して武豊さんはサイレンススズカを選択しています。

また武豊さんはサイレンススズカに対して「こんな馬がいるんだ」とインタビューで語っています。「この馬ならものすごい勝ち方ができると思っていたのにその夢が一瞬にして消えてしまった」と答えています。沈黙の日曜日とも言われた1998年の天皇賞秋ですが、あのまま走っていれば間違いなく勝つことができたとも言われています。それは騎乗していた武豊さんだけではなく調教師の橋田さん、宝塚記念で騎乗した南井さんも絶賛していました。サイレンススズカを生産した牧場の牧場長へ「またこの牧場からサイレンススズカのような馬を生産できますか?」という質問に対して「あれほどのスピードを持った馬をもう一度生産するのは難しい」と回答しています。

結論から言うと?

確実にこっちが強い!ということは恐らく一生決めることはできないと思います。ディープインパクトはデビューから実力を見せつけ圧倒的な勝ちを続けていました。しかし凱旋門賞では禁止薬物の使用で失格となってしまい最後の印象はあまりよくありませんでした。逆にサイレンススズカはここからさらに活躍!というところでの故障だったので「もっとできたのではないか?「もっと成績を残すことができたのではないか?」と思う人は少なくないと思います。実力での差はそこまでないのかもしれませんが、印象的にサイレンススズカを推す声が多いように思います。

しかし、対決のイメージでは

「”あの”ディープインパクトに唯一対抗できるのはサイレンススズカくらいではないか?」

という感じがありますよね。どこかでディープインパクトの方が強いと思っている人は少なくないのかもしれません。もしサイレンススズカが上ならディープはスズカを超えることができたのか?と言われるような気もします。

まとめ

今回はディープインパクトとサイレンススズカについて記事でご紹介しました。完全に比較することはできませんが、一度でいいから対決を見てみたいと思いました。どっちにも騎乗をした武豊さんの意見を見てもかなり面白い対決になることは間違いと思います。

平成の名馬と呼ばれた馬は多くいますが、この2頭は特に別格だったと思います。現在では時代も変わり令和に突入していますが、新時代になってからもナリタブライアンやシンボリルドルフや最近だとキタサンブラックのような名馬と呼ばれる馬の登場を楽しみにしたいと思います♪

ディープインパクト凱旋門賞失格!レースも3着で世界の壁を実感

平成最強とも言われたディープインパクトは引退する前にフランス・パリで開催された凱旋門賞へ挑戦しています。日本馬初の勝利をかけた大一番でしたが最終的な結果はまさかの「失格」という結末でした。

一体何故ディープインパクトは失格になったのか?その原因や当時の競馬ファンの期待や、凱旋門賞についてこの記事でまとめていきます。日本中が注目したレースの裏側では一体どんなことがあったのでしょうか?

ディープインパクトについて

競馬ファンなら知らない人はいない名馬の内の一頭です。現在では種牡馬として活躍しています。ディープインパクトの血は今の競馬に大きな影響を与えており、サンデーサイレンス時代から完全にディープインパクト時代へと移り変わっています。種付け料は決して安くないですが、関係者の人たちはこぞってディープインパクトの血を求めています。

現役時代は全部で14のレースに出場しました。さらに勝利を収めたのは12レースと飛んでもない記録になっています。またシンボリルドルフ以来史上2体目となる「無敗でクラシック3冠」を達成しています。ディープインパクトの後はオルフェーブルがクラシック3冠を達成していますが無敗ではないのでまだ2頭のみの達成となっています。これだけでも十分強さは分かると思いますが、さらに説明をするなら国内のレースでは単勝オッズが全て1.3倍以内と人気もかなり高く、2005年の菊花賞では単勝オッズ1.0倍という記録的な数値となっています。

また勝ち方も印象に残るものが多く、ギリギリで何とか勝ったというレースではなく2着以下を大きく突き放す圧倒的な勝ち方が特徴でもあります。走っているというよりも”飛んでいる”というイメージもあり走りの専門家たちが研究を重ねるほどでした。間違いなく日本の競馬界における名馬ですが、様々なドラマを産んでいます。

ディープインパクト史上初の黒星レース

先ほどもご紹介したとおりディープインパクトは2回だけ黒星が付いています。一つは失格となった凱旋門賞ですが、もう一つ敗北したレースがあります。それは2005年の有馬記念です。当時まだ3歳で無敗でクラシック3冠を達成した勢いそのまま有馬記念で古馬と初の対決をすることになります。

有馬記念は中山競馬場で開催されますが、すでに弥生賞、皐月賞で経験していました。また2500mですがダービーが2400m、菊花賞が3000mと距離への不安もありませんでした。

しかし当日のディープインパクトの様子はいつもとは違いました。落ち着きがあるとは言えない状態でレースに入る前からかなり興奮した状態にありました。

さらに競争相手はG1を3勝していたゼンノロブロイが2番人気に、さらに菊花賞、ステイヤーズSで勝利していたデルタブルースに宝塚記念、ジャパンCで2着となっていたルメール氏が騎乗するハーツクライなど一筋縄ではいかない力がある馬たちが集まっていました。

大きな出遅れはありませんでした、いつものよに落ち着いて後方からゆっくりとレースを展開していきます。そのまま良い位置で直線に入りますが自慢のスピードがなかなか出ません。また前方を走るハーツクライが全く止まらずに先頭を走り続けます。そのままディープインパクトは2着でゴール。レース中に1度もハーツクライの前を走ることなくレースが終了してしまうのです。

圧倒的な勝ちよりも強い印象に残っているレースだと思います。10馬身差で勝つこともかなり印象に残りますがそれと同じくらい”敗北”という2文字はファンたちの間に衝撃を与えます。

「あのディープインパクトが負けた」

しかし、これはディープインパクトの調子というのもありますがハーツクライの強さ、いや騎乗したルメール氏のレース運びの上手さもあったと思います。

凱旋門賞について

今度は凱旋門賞についてご説明していきたいと思います。凱旋門賞にはフランスのパリにある「ロンシャン競馬場」で開催されるヨーロッパ最大の競争の一つとなっており国際的に著名なスポーツの催しでもあります。

1920年に第一次世界大戦後に衰退したフランス競馬の再復興を掲げて誕生した国際レースです。ヨーロッパだけではなく世界中のホースマンたちがこのレースで勝つことを夢に見るくらい最高峰のレースとなります。目指すのは多額の賞金のためでも、キラッキラのトロフィーためでもありません。凱旋門賞で勝った馬を育てたという”誇り”です。

昔はそこまで日本での認知度はありませんでしたが近年では挑戦する馬も多く、日本人にも親しみがあるレースになってきています。凱旋門賞開催を盛り上げるため凱旋門賞の前日に1つのG1競走と4つのG2競走が、当日に凱旋門賞をメインに6つのG1競走が施行されており、その週末の2日間は凱旋門賞ウィークエンドと呼ばれています。

日本からの挑戦の歴史

現在までで凱旋門賞に挑戦した馬の数が21頭です。最高成績はエルコンドルパサー、オルフェーブルとナカヤマフェスタが残した2着で、まだ日本の馬は勝利したことがありません。

ディープインパクトが挑戦したのは2005年で日本の馬としては7番目の挑戦となります。ディープインパクトで7番目というは結構意外な感じもしますよね。それまで日本から挑戦するというのは稀なことでした。

エルコンドルパサーはフランスで長い期間調整をし、凱旋門賞のために多くのものを犠牲にしていました。それでも結果は2着で日本の馬には凱旋門賞はとても大きな壁となっています。2010年以降は毎年日本の馬が参戦しています。2頭出ることも珍しくなく挑戦することはかなり普通になってきてます。しかしここ3年では全ての馬が2桁着順となっており世界の壁の高さを痛感する結果となっています。

ディープインパクトの凱旋門賞挑戦

有馬記念でハーツクライに敗れたものの日本では最強の称号に近づいていたディープインパクト。凱旋門賞の挑戦もビックリすることではなかったと思います。JRAが主催するレースではないもののディープインパクトの人気をさらに上げるために日本では

「凱旋門に衝撃が走る」「世界のディープを見逃すな」

というキャッチコピーでCMを打つなど日本中が注目をしたレースとなっていました。日本の競馬関係者たち、競馬ファンはディープインパクトが勝利することを信じていたと思います。それくらい背負っている期待は大きかったですね。

レースの結果は9頭中3着でした。やはり世界中で活躍をする馬が集まるレースなだけあってレベルはかなり高かったですね。残り300mでいったんは先頭に立ちますがすぐに抜かれてしまいます。ゴール手前ではもう一頭にも抜かれて3着という結果でした。エルコンドルパサーが2着と好成績を残していますが、それまで挑戦した馬は10着以下がほとんどだったので3着という結果は悪くないのかもしれないね。

しかし日本のファンたちは3着では納得できなかったと思います。「ディープインパクトならきっと勝ってくれる。」「ディープが勝てないなら日本の馬は勝てない」そう思うくらいの馬でした。

ディープインパクトが禁止薬物の使用で失格に

レースでは3着に敗れ違う意味で衝撃を与えましたが、さらに日本のファンに衝撃を与える事実が発覚します。それはレース後の検査でディープインパクトの馬体から禁止薬物とされていたイプラトロピウムが検出されレースを「失格」となってしまいます。

この発表を受けてJRAの理事長を務めていた高橋正政行さんは「栄誉ある凱旋門賞に汚点を残す結果となり、誠に残念でなりません」という趣旨の内容を発言し注目を集めました。

日本のファンに向けて大々的にCMも打っていたのでこの結果は多くの人が知ることになります。3着で敗れた以上に悲しい結末となってしまいました。

なぜ禁止薬物が体内から検出したのか?

ではなぜ禁止薬物が検出されたのでしょうか?調教師の人たちもプロなので簡単にそんなミスはおかさないと思います。発覚した時に提出した弁明書には「ディープインパクトはレース前からせき込むようになり、21~25日にフランス人獣医師の処方によりイプラトロピウムによる吸入治療を行ったそうです。その間2度、吸入中にディープインパクトが暴れ、外れたマスクから薬剤が飛散し馬房内の寝ワラなどの干し草に付着。それをレース前日から当日の間に同馬が摂取し、レース後まで残留した可能性が高い」という内容が書かれていました。

実は凱旋門賞で禁止薬物による失格はディープインパクトが初めてでした。ディープインパクトを管理していた池江調教師には日本円で約220万円の罰金が課されました。さらに同行した開業獣医師にも罰が課されたそうです。

凱旋門賞失格の反動

凱旋門賞での失格は日本に戻ってからも影響は残っていました。凱旋門賞の後はジャパンカップで勝利し、ハーツクライに敗れた有馬記念に再び登場し引退となりました。しかし有馬記念でのファン投票は2005年の時よりも74%も投票数が下がるなど、ファンたちからの人気も少し下がる結果となりました。

また2006年度の最優秀4歳以上牡馬と年度代表馬に選出されますが、満票ではなかったことも凱旋門賞での失格が影響していると言われています。フェアプレーを守ることができなかった時点で賞の候補に考えていなかったという記者もいたほどです。

まとめ

今回はディープインパクトの凱旋門賞挑戦、そして禁止薬物による失格について記事で紹介しました。3着だったこともかなり悔しいですが、失格となったこともかなり辛い記録ですよね。ハーツクライに敗れた有馬記念とはまた比べものにならないくらいの記憶を残してしまったと思います。もし勝利していたらと考えるとまた辛いですが…。

未だに日本の馬は凱旋門賞で勝利することはできていません。種牡馬として活躍しているディープインパクトですが、ディープの子孫がいつか凱旋門賞で勝利してくれると信じています♪

キタサンブラックとディープインパクトを3つの視点から徹底比較

近代競馬の結晶と言われ「最強」とも言われているディープインパクトですが、キタサンブラックも負けていないのではないか?正確に強さを比較することはできないですが、どっちが強いのか気になりますよね?

無敗でクラシック3冠を達成したディープインパクトか、20レースに出て18レースで3着以内になったキタサンブラックか。両者ともにG1を7勝していますが果たしてもし同じレースに出場することができたら勝つのはどっちなのでしょうか?

今回は「成績」「ファンの意見」「武豊さんの評価」の3つからこの2頭を比べてみたいと思います!実現することはできないことですが、一度はこういう予想をしたことがあるのではないでしょうか。最終的に判断することはできないと思いますが最後まで読んでいただければ嬉しいです。

ディープインパクトとキタサンブラックの共通点

実はディープインパクトとキタサンブラックには意外な共通点があります。それは血統にあります。ディープインパクトは「父サンデーサイレンス」「母ウインドインハーヘア」の間に生まれました。

ではキタサンブラックはというと「父ブラックタイド」「母シュガーハート」の間に生まれました。

ん?何が共通しているの?と思いますよね。実はキタサンブラックの父ブラックタイドは「父サンデーサイレンス」「母ウインドインハーヘア」でディープインパクトの全兄弟なのです。しかもディープインパクトよりも1年だけ年上のお兄ちゃんになります。

そのため流れいている血はかなり近く、比べらるのもこれが影響しているのかもしれません。

ディープインパクトとキタサンブラックの成績を比較

ディープインパクトは現役時代は約2年。キタサンブラックは現役時代が約3年とキタサンブラックの方が1年多く走っています。そのため勝ち星の数では比較することは難しいですが。成績を比べてみました。

「ディープインパクト:14レース中12勝」「キタサンブラック:20レース中12勝」

勝ち星で行けば同じになりますね。またどちらもG1は7勝と並んでいます。しかしやはりディープインパクトが後1年長く現役をやっていればもう5勝くらいはできたのではないかと思ってしまいますね。しかし一緒に走る馬のレベルにもよると思うのでやはり難しい所はあります。

では今度はこの2頭が同じレースに出場しているのでそのレースのタイムを比較してみようと思います。かなり数が被っていますね。

  • 『皐月賞』ディープインパクト「1:59.2」:キタサンブラック「1:58.8」
  • 『ダービー』ディープインパクト「2:23.3」:キタサンブラック「2:25.5」
  • 『菊花賞』ディープインパクト「3:04.6」:キタサンブラック「3:03.9」
  • 『有馬記念』ディープインパクト「2:31.9」:キタサンブラック「2:32.6」
  • 『天皇賞春』ディープインパクト「3:13.4」:キタサンブラック「3:15.3」
  • 『宝塚記念』ディープインパクト「2:13.0」:キタサンブラック「2:12.8」
  • 『ジャパンカップ』ディープインパクト「2:25.1」:キタサンブラック「2:25.8」

キタサンブラックは2度出場しているものが多いですが、ディープインパクトと同じ年のものを比較しています。こうやってみても勝ったり負けたりですね。馬場状態や馬の数などによって全然変わってくると思うので、レース結果の比較では参考程度になりそうですね。これだけ見ればかなり面白い勝負をしそうな感じもあります。

競馬ファンたちの意見では?

レースの結果ではなかなか比較は難しかったですが、どちらのレースも見ている競馬ファンたちの意見はどうなのでしょうか?個人の意見だと偏りがありそうですが、多数の人たちの意見を見れば自ずと答えが出てきそうな気がします。

キタサンブラック推しの意見

まずはキタサンブラックの方が強かったと思う人達の意見をまとめてみました。

  • ディープインパクト3歳有馬記念の再現です。あの時ハーツクライにあっさり押し切られましたが、ディープのような戦法は逃げ先行に強い馬がいると勝てません。
    ディープインパクトが強いとか弱いとかではなく、「物理的に」届かないからです。体調と言う方もいますが物理的に届かないので関係ありません。これは脚質の相性なので仕方ありません。キタサンブラックに勝てるとしたらミホノブルボンやサイレンススズカといった馬だけです。昔も見た目派手な勝ち方をするミスターシービーという名馬がいましたが、先行で地味な勝ち方をするシンボリルドルフには歯が立ちませんでした。基本的に先行馬のが強いです。
  • 3200mならキタサンブラックですかね
    2400mならディープインパクトの瞬発力が優ると思います
    有馬記念でハーツクライに負けた時はディープはデビュー以来最低の440kgと言う馬体重、展開とかでは無くて体調がまともでは無かったからです
  • キタサンブラックの方が強いでしょうね・・・・前でレースを進め自分でレースの流れを作れる馬は強い、現代の高速馬場での競馬でディープでも届かない可能性もある・・・

参照元:https://games.yahoo.co.jp/qa/detail?qid=11174101061
という意見が出ていますディープインパクトの競馬は後方で待機して直線で刺すというものですが、前で競馬をするキタサンブラックに届かないのでは?というのが総意のようにも思います。またキタサンブラックが活躍した近代競馬は確かに前残りが多く、先行や逃げ馬の勝ちが目立ちました。もし今の競馬場でディープインパクトが走った場合届かいというパターンもあるのかもしれませんね。

ディープインパクト推しの意見

では今度はディープインパクトの方が強いと思っている人たちの意見を見てみましょう。

  • 私の中での最強馬はディープインパクトです!
    現役最強馬はキタサンブラックだと思ってます!
    なので、ディープインパクトに軍配あがりますね。両者の対決は面白かったかもしれませんね♪
    どちらも武豊騎乗で
  • ディープインパクトの方が断然強いよ
    先行されるからとか
    うんなもんわかりきってるんだから、潰しにいくよ
    当然
    現役時は相手が弱すぎて、つつまれるのだけがイヤだから
    後方待機のなめた競馬してただけこういうのってなんとなく現役馬が強い気になるよね
    ジャスタウェイなんて最後の秋前なんてオルフェより
    強いって意見結構あったもんな
  • そりゃもちろんディープインパクトだよね。この質問は武豊に聞いてもらったほうが正確な回答が出るけど中央クラシック三冠馬ディープインパクトです。
  • ディープインパクトが強いと思います。後方からレースを進めることで前の馬の動きを見て仕掛けることが可能になります。よってキタサンブラックの手ごたえ、仕掛けるタイミング、ペースを判断して騎乗するため最後は差し切ることが出来ると言えるでしょう。ハーツクライの場合、一か八かの騎乗をしたため豊の判断に僅かな誤差が生まれ届かなかったと推測します。
    武豊だと誰が強いとかペース判断してマークしながら騎乗するでしょうからディープインパクトの最後の上りを巧みに使いこなすでしょう。ただキタサンブラックも武豊騎乗なので彼がディープインパクトに乗らなかった場合はキタサンブラックに分があると思います。
  • ディープインパクトの有馬記念を、2回とも中山競馬場でライブ観戦した者ですが、ディープの場合は飛んでる感じでしたね。
    迫力とかでは、ディープの方がスゴイかと思います。

参照元:https://games.yahoo.co.jp/qa/detail?qid=11174101061

やはり無敗でクラシック3冠を達成したディープ推しの方が数は多いようです。また先行が有利ならディープも先行の競馬をするのでは?という意見もありますね。確かに武豊さんならディープを前で使うこともできると思います。天皇賞春では先行とは違いますが、直線に入った時点で先頭に立っており、そのまま誰にも抜かれずに1着でした。意見でも出ていますが、馬群に飲まれないように位置取りがしやすい後方待機をしていただけで、どこの位置からでも競馬はできると思います。

武豊さんならどっちが強いと言うのだろうか?

競馬ファンたちの意見ではディープインパクトに軍配が上がったようにも思えますが、ではどちらにも騎乗している武豊さんなら何ていうのでしょうか?キタサンブラックもディープインパクトも有馬記念で引退をしていますがそのラストランはどちらも武豊さんは騎乗していました。

最近のコメントでは最強馬については触れていないのですが、ディープインパクトが引退した時には、ディープインパクトに対抗するならどの馬を選びますか?という質問に対して「サイレンススズカ」を指名していました。その理由はもちろん実力的な意味もあったと思いますが、「大逃げをするサイレンススズカの競馬はディープインパクトが一番苦手だと思う」と発言しています。ファンの思う通りやはりディープインパクトは先行逃げが強い馬が苦手だということですね。

では同じく前で競馬をする「キタサンブラック」と「サイレンススズカ」ではどちらの方が強いのでしょうか…?こうなると迷宮入りしてしまいますね。

サイレンススズカにしろキタサンブラックにしろディープインパクトにしろ、乗ったことがある武豊さんならもしかしたら答えが出せるのかもしれないですね。現在では最強馬については口を閉ざしていますが、いつか武豊さんの口から答えが発表されることがあるかもしれませんね。

まとめ

今回はキタサンブラックとディープインパクトの比較を記事でご紹介しました。同じ時代に生まれなかった馬同士の比較は不可能だと思います。しかしそれでも「もし一緒に走ったらどっちが強いか?」という妄想は面白いですね。

特に今回のディープインパクトとキタサンブラックでは「直線で刺すことが芸術的だったディープインパクトの時代」と「近代競馬の高速馬場で先行逃げ切りのキタサンブラック時代」の対決のようにも思いました。

高速馬場で先行逃げ切りをするディープインパクトも見てみたいとも思いました。

ディープインパクトがウマ娘出演NGになっている1つの理由

皆さんは「ウマ娘」という競走馬を「美少女」に擬人化したアニメをご存知でしょうか?現在ではスマホアプリの開発をしていることも発表されており注目を集めている一大コンテンツです。

しかしウマ娘には平成を代表する名馬「ディープインパクト」が登場していません。主人公のスペシャルウィークやサイレンススズカにテイエムオペラオーなど誰もが知っている競走馬が登場していますが、ディープインパクトが登場しない理由とは一体なんなのでしょうか?

またディープインパクト以外にもウマ娘に出てもおかしくない「ブエナビスタ」や「オルフェーブル」も登場していません。その背景には一体どんな理由があるのでしょうか?考えられている予想や考察をこの記事でまとめています。ウマ娘を知らない人も読んでいただけたら嬉しいです♪

ウマ娘って一体何?

まずは「ウマ娘」についてご説明していきます。Cygamesが手掛けるメディアミックスコンテンツとなっており、アニメやゲームにCDの発売やラジオなど様々なコンテンツが発表されています。

2018年4月よりテレビアニメとして公開され人気が出ていました。主人公のスペシャルウィークを始めサイレンススズカやゴールドシップ、トウカイテイオーにウォッカなど競馬ファンなら誰でも知っている競走馬が美少女として登場しました。内容としてはウマ娘たちが集まるトレセン学園に田舎からスペシャルウィークがやってくるところから物語が始まります。

ウマ娘の世界ではトゥインクルシリーズと言われるウマ娘が競うレースのレースで勝利をするとレース後に開催されるライブのセンターになった歌を歌うというのが決まりになります。ウマ娘と言われていますが、見た目では可愛い女の子が競馬場を全速力で走っています。最初にインパクトや設定などが面白く、一度見ればきっと病みつきになると思います。ストーリも良くできているので飽きずに見ることができます。

また声優さんにも拘りがあり、有名な声優さんを起用していることでも注目を集めました。主人公のスペシャルウィークは「和氣あず未さん」、サイレンススズカには「高野麻里佳さん」など人気の声優さんが担当しており、ラジオなどでは裏話も聞け盛り上げていました。さらにアニメにジョッキー役に武豊さんが登場しますが、声の担当も本人が務めたことも注目を集めていました。

ソーシャルゲームの方は現在も開発中となっており、リリースについては完全に未定です。当初の予定よりも大幅に遅れており、リリースされるのかどうかも不安に思う声も出ています。またウェブコミック配信サービス「サイコミ」にて、漫画も配信されています。アニメのストーリーと同じ内容になっているので是非こちらもチェックしてみてください。

ディープインパクトがウマ娘に登場しない理由とは?

数々の名馬が登場するウマ娘ですが、近代競馬を代表すると言っても過言ではないディープインパクトは登場していません。ディープインパクトだけではなくクロフネやオルフェーブル、ブエナビスタなど登場してもおかしくない馬が何頭かいます。なぜディープインパクトが登場していないのでしょうか?

ディープインパクトが登場しない理由は馬主の「金子真人さん」が許可を出していないからだという予想が多く出ています。その証拠に登場してないクロフネも金子真人さんが馬主となっています。実はウマ娘は多くの競馬ファンに受け入れられていますが、一部関係者から女性擬人化をNGにされているという噂が出ているのです。斬新な設定ではありますが賛否両論が出るのは仕方がないですね。ファンですら否定的な意見をする人もいるので馬主となればなおさらですね。

さらに金子真人さん以外にもNGが出されているとされているのがサンデーレーシング代表の吉田俊介さんです。実は金子真人さんとも仲が良く馬主をやるきっかけになったのは吉田俊介さんとの出会いだと言われています。そんな吉田俊介さんもNGにしている説が浮上しています。サンデーレーシングの「オルフェーブル」や「ブエナビスタ」が登場していないので可能性は高いですね。特にサンデーレーシングは一口馬主で経営していることが多く、許可をとる人数が他の馬よりも段違いで多いのです。それもサンデーレーシングの馬が出ていない理由になっていそうですね。

当初はディープインパクトやオルフェーブルが出る予定だった?

実はウマ娘の発表当時の映像にはディープインパクトやオルフェーブルと思われるウマ娘が登場しています。もちろん名前は出ていませんでしたが、イラストや走っている感じを見るとディープインパクトやオルフェーブルに近いもを感じます。

コチラがウマ娘に登場していたディープインパクトと思われる画像です

ウマ娘を紹介するPV内に登場しており、ナリタブライアンと同時にゴールしていることからかなり目立つポディションになる予定だったのかもしれません。ナリタブライアンの次に3冠を制しているので同時にゴールは納得ができますね。ディープインパクトは無敗だったので少し上にも思いますが。

またオルフェーブルも当初に登場していたと言われています。それがコチラ

オルフェーブルも3冠を達成しておりかなりの名馬ですが、時に暴走をしてしまう一面もありました。印象に残っているレースは2012年の阪神大賞典です。最終コーナーを曲がっている時に大きく膨れて暴走をし、会場をざわつかせました。先頭を走っていたオルフェーブルですが、その暴走のせいで一気に順位を下から2番目に落とします。しかしここからが凄いのです。

通常のコースに復帰したオルフェーブルはここから一気に加速。最終コーナーを曲がり終わり直線に入る頃には5番手まで復帰します。勢いは止まらずにグングンを他の馬を追い抜いていきます。残念ながら1着には後半馬身ほど届かずの2着でしたが、もし暴走が無かったらブッチギリの1着になっていたのではないかと言われています。

ウマ娘でもそんな暴君っぷりを表現されていたと言われています。

しかし、そんなディープインパクトとオルフェーブルですがウマ娘から途中で抹消されてしまいました。やはり登場させる許可が下りなかったのが原因と言われています。もし登場していたら人気はかなり出ていたのではないでしょうか?

ウマ娘のアプリ延期について

ディープインパクトやオルフェーブルの件は関係ないと思いますが「ウマ娘」のアプリは何度もリリースが延期されています。アプリの事前登録が開始されたのは実は2018年の3月25日とかなり前になります。なんと事前登録から1周年というパワーワードも誕生しました。アニメが放送されたのは2018年の4月から6月でした、当初はアニメが終わったタイミングでリリースが発表されるという期待もありましたが、発表されないまま時が過ぎました。

そして2018年12月に開催されたサイゲームスフェスで「ウマ娘」のライブが開催され会場を大いに沸かせていました!さらにライブ終了後にプロデューサーの石原さんから「お知らせ」があると会場に登場。これはリリース日の発表だと思いましたが、まさかの「リリース延期」のお知らせでした。2019年になると発表されましたが、その後は「2019年」という文字も消されていつになるのか完全に分からないような状況になっています。

さらにライブにも登場した「ウマ娘」のプロデューサーの石原さんが退任したと2019年5月に発表されファンたちの間に衝撃が走りました。サイゲームスを退社になっており、続けてきたウマ娘のプロジェクトの存亡の心配をする声が後を絶ちませんでした。現在でも追加の情報はなくどうなるか分からない状態が続いています。

ウマ娘のアニメ2期をやる可能性はあるのか?

実際、アニメ放送から1年以上が経過してしまい、ユーザー達の関心もかなり薄れてしまっています。このタイミングでアプリの発表をしても盛り上がらないのではないかと不安に思う人も多くいます。そこでアプリリリース前にアニメの第2期をやればまた「ウマ娘」熱が復活しそうですよね。熱が上がった後にアプリを出せばそのまま始める人も多いと思います。

では「ウマ娘」のアニメ2期の可能性はどうなのでしょうか?2期をやるには結果を出すことが絶対条件とされています。ウマ娘の1期は円盤の売上が1巻で15000枚以上となっています。これは2期をやるには全く問題ないくらいの売上となっており、人気が高かったことが分かります。また放送された時はライバルも多くその中でのこの結果なので可能性は十二分になると思います。さらにウマ娘の円盤売上の一部はは引退した馬を支援するための寄付金となっており、アニメファンだけではなく競馬ファンの心も掴んでいると思います。

1期では登場しなかったディープインパクトとオルフェーブルですが、もし2期が決まれば登場する可能性も残っていますね。もちろん許可が下りればですが、もし登場が決まれば確実に盛り上がると思っています。ウマ娘ファンにはディープインパクトを出して欲しいという声も多く出ているので、今後の続報に注目していきたいと思います。

まとめ

ウマ娘はアニメファンが競馬に興味を持ったり、競馬ファンがアニメに興味を持ったりと良い意味で架け橋になっていたと思います。もちろん擬人化という点に反対の意見もありましたが、最終的には今まで競馬に興味がなかった人に興味を持たせることができたのではないかと思います。

競馬界に少なからず影響を与えたと思うので、アニメだけで終わらせずに2期やアプリのリリースにも期待したいですね。日本の競馬は公営ギャンブルで国が管理しているので、許可が下りにくかったり、たくさんの人の協力が必要になると思いますが、今後も活動を続けて盛り上げていって欲しいと思います♪

ディープインパクトの馬主「金子真人」が所有している名馬7頭

ディープインパクトを所有している馬主は「金子真人さん」という人で、競馬界では知らない人はいないほどの有名な人物となっています。他にも多くの名馬を所有しており日本競馬史上最高の馬主とも言われています。

そんな最高の馬主と言われる金子真人さんとは一体どんな人なのか?気になる収入や経営している会社についてまとめました。また所有している名馬の中でも特に有名な馬を7頭紹介します!意外と知られていないあの名馬も金子真人さんが所有していた?

金子真人さんとは一体どんな人?

金子真人さんは馬主以外でも会社の取締役社長として活躍しています。その会社は「株式会社図研」といい、創業から40年以上東証一部上場の企業となっています。主に事業用のコンピューター向けのソフトウェアやシステムを製造している会社になります。また年商は100億円を超える大企業で金子真人さんが創業した会社でもあります。

金子真人さんが馬主になったのはノーザンファームの吉田さんという方が影響していると言われています。共通の知人を通して知り合い、意気投合したことが馬主になったきっかけだと言われています。金子真人さんが所有する馬にノーザンファームの馬が多いのはこれが理由とも言われています。現在では馬主では「金子真人ホールディングス(株)」という名前活動しています。

さらにセリにも頻繁に登場する金子真人さんは、一度のセリでどれくらいの金額を使ったかも話題になります。馬にかける情熱は凄まじいものがありますね。

金子真人さん収入はどれくらい!?

ディープインパクトの所有者となれば気になるのはやはり収入ですよね?実際に所有している馬の数は膨大で収入を把握することはかなり難しいというのが結論です。しかしまず中央競馬の馬主になるには2年以上連続して年収が1800万円以上あり、さらに資産が9000万円以上ないと資格がないのです。ということはこの条件は最低でもクリアしていることになります。

経営している株式会社図研は年商100億です。株の配当金なども含めると年収1億円はあると予想されています。

また現在のディープインパクトの1回の種付け料は4000万円になっています。2019年は首を痛めて20頭前後しか種付けをしてないですが、もし20頭だったとしても8億円です。さらに2018年は約200頭の種付けをしています。もちろん全てが馬主のお金になるわけではないですが、1シーズンの種付け料だけで80億円あったということになります。とんでもない金額ですね…。現役時代は2年だけでしたが、ケガの心配などを考えると早々に引退させる理由が分かります。

会社の年収としては1億円という予想ですが、馬主としての収入はもっとありそうですね。なかなか難しいですが馬主になって名馬を所有することができれば一番の勝ち組になるかもしれませんね。

ウマ娘への出演はNG?

日本競馬の名馬たちを「美少女」へと擬人化したアニメ「ウマ娘」では金子真人さんが所有している馬は出演していませんでした。ディープインパクトももちろん登場していません。他にも名馬と言われている馬が登場していないこともあり、拒否されているのではないか?という憶測がネット上でも飛び交っています。

ソーシャルゲームとしても開発が続けれられているウマ娘ですが、現時点ではまだリリースの見通しは立っていません。もしリリースされても日本競馬の結晶とも言われているディープインパクトを登場させることができないとなれば、かなりの痛手にもなりそうですね。アニメ事態は意外と面白いという意見もあり人気がありました。しかしその一方で競馬ファンから反対の意見もありました。今後の動向にも注目が集まっています。

金子真人さんが馬主になった名馬

ディープインパクトやキングカメハメハは有名ですが、他にも金子真人さんが馬主になっていた名馬が数多く存在します。現在では引退していたりしますが、中でも印象に残っている馬を7頭ご紹介します。

名馬その1:アパパネ

名馬その1はアパパネです。2010年の牝馬三冠を達成するなどG1を5勝した名馬です。ムラはあるものの力強い走りで時代を牽引していました。JRA賞最優秀3歳牝馬(2010年)、JRA賞最優秀2歳牝馬(2009年)を受賞するなど当時の「女王」にふさわしい活躍をしていました。

父はキングカメハメハとなっており、現在では繁殖牝馬として活躍をしています。所有していたキングカメハメハから生まれたアパパネがさらに産駒を産んで、ドンドン時代と繋げています。さらに現在までで4回の種付けをしていますが、相手は全てディープインパクトとなっています。3頭が競走馬として登録されており、現役で走りを続けています。特に2019年6月29日の2歳新馬戦でデビューした「ラインベック」は1番人気で見事1着。この後の活躍にも注目が集まっています。

名馬その2:マカヒキ

2頭目の名馬は「マカヒキ」です。マカヒキは2019年現在、まだ現役で活躍を続けています。皐月賞で2着、ダービーで1着を取った後は菊花賞を回避し凱旋門賞に挑戦をします。凱旋門賞ではなんと1番人気となりますが、残念ながら結果は14着でした。その後日本に戻ってくるとG1やG2などの大きな舞台で躍動。最近は勝ち星がないですが、まだまだ活躍をしてくると思います。

マカヒキの父もディープインパクトとなっており、母のウィキウィキも金子さんが所有する馬となっています。

名馬その3:カネヒキリ

3頭目の名馬は「カネヒキリ」になります。デビューこそ芝のレースでしたが、3戦目にダート馬として開花。途中で芝の毎日杯に出て7着でしたが、それを除けばダートレースを6連勝しています。すでに現役は引退していますが、生涯成績は23戦12勝でした。当時のダート界ではトップレベルの走りを見せ、JRA最優秀ダートホース(2008年、2005年)、NAR賞ダートグレード競走特別賞(2008年)、NAR賞ダートグレード競走最優秀馬(2005年)など輝かしい成績を残しています。

また種牡馬としても活躍しており、2014年から現在まで多くのカネヒキリ産駒が誕生しています。産駒も圧倒的にダートでの活躍が目立っています。現在の日本ダート界に大きな影響を与えている馬の内の1頭だと思います。

名馬その4:ワグネリアン

4頭目の名馬は「ワグネリアン」です。ディープインパクト産駒のワグネリアンは2019年現在はまだ4歳。現役で競走馬として活躍をしています。8戦で5勝と確実にサラブレットとして才能を開花させており、2018年のダービー馬になっています。名馬その2で登場したマカヒキとも大阪杯で対決が実現しています。結果はワグネリアンが3着、マカヒキが4着でした。かなり豪華なメンバーになりましたが、マカヒキは上がり最速を記録するなど期待が持てる結果となりました。

ワグネリアンは今後もまだまだ活躍が期待できる馬となっており、これからも注目すべき馬の1頭です。

名馬その5:フォゲッタブル

5頭目の名馬は「フォゲッタブル」になります。ダンスインザダークとエアグルーヴの子供で超良血馬です。長距離レースを得意としステイヤーズステークスには4度挑戦しています。32戦で4勝となっていますが、当時の長距離界では名をはせた名馬です。ゴールドシップやドリームジャーニーなどと争った経験もあり、記憶に残っている人も多いと思います。

現役引退後は残念ながら種牡馬にはならなかったですが、平成の名馬の内の1頭と言えると思います。

名馬その6:ブラックタイド

6頭目の名馬は「ブラックタイド」です。生涯成績は22戦3勝と他の馬と比べると若干少なく感じますが、実はあることで有名な馬なのです。それはディープインパクトと完全な兄弟ということです。ディープインパクトと同じく「父サンデーサイレンス」「母ウインドインハーヘア」の子供になります。

G2のフジTVスプリングで勝利もしており、血統の良さを感じる馬ですね。ディープインパクトよりも一つ年上のお兄ちゃんになります。引退後は種牡馬になっており、競争馬が産駒として活躍しています。ディープインパクトが有名になったことで注目度が増した馬となっています。

名馬その7:ラブリーデイ

7頭目の名馬は「ラブリーデイ」です。金子真人さんが馬主になった馬で一番の賞金を稼いだのはディープインパクトですが、2番目がこのラブリーデイになります。キングカメハメハ産駒で33戦9勝という生涯成績でした。

2012年、デビューから2戦2勝をし一気に注目を集めますが、その後すぐに失速。しかしデビューから3年がたった2015年に一気に活躍をします。2015年はG12勝を含む6勝をしその名を一気に轟かせます。

引退後は種牡馬となり、現在でも活躍しています。2018年では122頭との種付けがされるなど種牡馬としても注目されている馬になっています。

まとめ

ディープインパクトの馬主として有名な金子真人さんですが、ディープ以外にも名馬の馬主となっていますね。収入などは妄想になりますが、少なくないことだけは分かります。また自分が所有する馬同士を種付けしているのはホースマンの夢のような気もします。会社の社長でもありますが、世間のイメージでは「ディープインパクトの馬主」と言う印象の方が強いと思います。

実はディープインパクトは0歳の時にセリに出て7000万円で金子真人さんが落札をした馬なのです。当時の評価はそこまで高くなく、小柄な所が欠点とまで言われていました。しかし最終的にはデビュー前に武豊さんも興奮気味に「この馬ちょっとヤバいかも」というくらいの成長を見せたのです。

金子真人さんは「運が強い」とか言われることもありますが、馬を見る目はとても凄いものがあると思います。

いつか金子真人さんが所有する馬がディープインパクトを超える日が来るのはないかと期待をしています♪

ディープインパクト産駒の特徴とは?伝説の血を継ぐ5頭を紹介

競走馬として日本競馬界に強い衝撃を与えた「ディープインパクト」ですが、現在では種牡馬としても多大なる影響を与えています。2006年12月24日に現役を引退していますが、2007年から早速215頭の種付けをしています。

2019年までで「1551頭」のディープインパクト産駒が誕生していますが、競走馬として活躍する馬も大変多く、2012年から6年連続でリーディングサイアーを獲得しています。2019年は首の痛みから種付けした数が20前後なのでリーディングサイアーの連続獲得は途切れそうですが、間違いなく種牡馬としても名を残しています。

今回はそのディープインパクト産駒の特徴や誕生した産駒の中でも特に活躍した馬を5頭選びご紹介します。また同じくクラシック3冠を達成しているオルフェーブル産駒との比較もご紹介します。

ディープインパクト産駒の特徴は!?

ディープインパクトの父は種付け馬として有名な「サンデーサイレンス」です。また母は他にも優秀な競走馬を残した「ウインドインハーヘア」となっています。

そのディープインパクト産駒の特徴はあるのでしょうか?現役時代に14戦12勝でG1を7勝と凄い成績を収めましたが、子孫にどのような影響が出ているのかまとめました。

まずは芝とダートだとどっちが適性なのか。これは間違いなく「芝」適性になります。ご存知だと思いますがディープインパクトは芝適性の馬で、ダートを走った経験はありません。産駒もダートは苦手としており、走っていないわけではないのですが、勝率は低めとなっています。

また距離の適正ですがディープインパクトは現役時代2000m以上のレースにしか出場していませんが、産駒は1400m~2400mまでの距離は条件を問わずに活躍しています。雨が苦手とか得意とかもなく、活躍しています。しかし極端に短いスプリントレースや、極端に長い長距離レースは苦手としています。

次に競馬場のコース適性についてです。最初に得意なコースとその距離をご紹介します

  1. 京都・2400m:連対率32.5%
  2. 京都・1600m:連対率30.6%
  3. 京都・2200m:連対率28.5%
  4. 中京・1200m:連対率28.5%
  5. 京都・2000m:連対率26.3%

となっています。1200mでの連対率も高めですが、やはりディープインパクト同様に2400mでさらに京都競馬場が得意となってます。では今後は逆に苦手なコースを見てみましょう。

  1. 中山・2500m:連対率10.3%
  2. 中山・1200m:連対率11.1%
  3. 京都・1200m:連対率12.2%
  4. 小倉・1200m:連対率15.9%
  5. 福島・2000m:連対率16.2%

となりました。京都競馬場以外が多いですが短い1200mでは連対率も低くなっています。「若駒S」「菊花賞」「天皇賞春」「宝塚記念」と京都競馬場で4勝を挙げているディープインパクトの特徴を受け継いでいるようにも思います。また春から秋までの勝率が高く比較的温かい時の方が調子が出やすい特徴もあります。

ディープインパクトの後継

ディープインパクトが種牡馬となりすでに12年が経過しました。そうなるとすでにディープインパクトの後継種牡馬も誕生しています。中でもディープインパクト産駒のキズナの産駒が第1号となる勝ち星を取りました。ディープインパクト産駒の活躍が目立ちましたが、今度はその馬たちの産駒が活躍する時代に突入してきました。

恐らくこれからどんどんディープインパクトの後継種牡馬が誕生していくと思います。日本競馬にとても大きな影響を与えたサンデーサイレンス。そのサンデーサイレンス産駒のディープインパクト。そしてディープインパクト産駒のキズナやリアルインパクトと、時代は着実につながっていっていますね。

またディープインパクト後継種牡馬産駒にはある特徴があると言われています。それは「マイル」適性があるということです。マイルは大体ですが1400~1800mのことを言います。ディープインパクトは走らなかった距離ですが、ディープのスピードを受け継いでいるようです。

オルフェーヴルとディープインパクトの後継について

ディープインパクトは無敗でクラシック3冠を達成していますが、オルフェーブルも無敗ではないものの三冠を達成しています。

またオルフェーブルの父は「ステイゴールド」ですがその父はディープインパクトと同じく「サンデーサイレンス」となっています。オルフェーブルとディープインパクトは同じ時代には走っていませんが、オルフェーブル産駒とディープインパクト後継種牡馬産駒の対決があれば種牡馬対決としても注目を集めそうですね。

オルフェーブル産駒の馬は「ラッキーライラック」や「エポカドーロ」などがいて、早くも種牡馬としての価値が上がっています。かなりの良血統のオルフェーブルなので産駒にも期待が持てますね!ディープインパクトの後継種牡馬産駒との戦いでまた日本競馬を盛り上げて欲しいと思います。

ディープインパクトの意思を継ぐ5頭を紹介

ではここからはディープインパクト産駒の中でも印象に残っている名馬を5頭紹介していきます。まだ父ディープインパクトを超えるような馬は誕生していませんが、もしかしたら孫たちが超えてくれるかもしれませんね。

意思を継ぐものその1:ジェンティルドンナ

1頭目のディープインパクトの意思を継ぐ馬は「ジェンティルドンナ」です。牝馬ですが、ディープインパクト産駒の中で一番賞金を稼いだ馬になります。19戦で10勝しており、牝馬三冠も達成している名馬です。ジャパンCで2度の勝利や有馬記念などを含むG1を7勝しており、G1勝利数は父ディープインパクトと同じになっています。またドバイシーマも勝利しており日本を飛び出し活躍をしています。
JRA年度代表馬(2012・2014年)、JRA最優秀3歳牝馬(2012年)、JRA最優秀4歳以上牝馬(2013・2014年)と輝かしい受賞歴もあり、その時代のトップを常に牽引していました。

現在では繁殖牝馬として活躍をしていますが、デビューした馬はまだ「モアナアネラ」の1頭のみとなっています。ようやく2019年5月12日の3歳未勝利で勝利を収め現在も現役の競争馬として走っています。まだまだこれからに期待が持てる馬となっています。

意思を継ぐものその2:サトノダイヤモンド

2頭目のディープインパクトの意思を継ぐ馬は「サトノダイヤモンド」です。ディープインパクト産駒の中ではジェンティルドンナに次2番目に賞金を稼いでいる馬になります。クラシック3冠こそ逃していますが、皐月賞では3着、ダービーでは2着、菊花賞では1着と確実に爪痕は残しました。さらに有馬記念でも勝利を収めており18戦で8勝の成績となっています。2018年の有馬記念を最後に現役を引退しました。父と同じく凱旋門賞に挑戦してます。2番人気でしたが結果は15着と惨敗でした。受賞歴hJRA最優秀3歳牡馬(2016年)となっています。

引退後は種牡馬として登録されていますが、まだ種牡馬になったばかりなので子孫は生まれていません。しかし、今後のサトノダイヤモンド産駒が日本競馬で活躍してくれると信じています。現役時代では色々な意見がありましたが、子供たちが活躍することでその強さを証明してくれるでしょう。

意思を継ぐものその:ミッキーアイル

3頭目のディープインパクトの意思を継ぐ馬は「ミッキーアイル」です。ディープインパクト産駒の中では4番目に多く賞金を稼いでいます。20戦で8勝をしています。マイルを得意としており「NHKマイルカップ」や「マイルチャンピオンシップ」で勝利しその実力の高さを証明しています。またスプリンターズSや高松宮記念でも2着になるなどスプリンターとしての才能も見せつけました。

2016年の12/24の阪神Dで現役を引退しています。2017年に種牡馬となっており、2018年にはミッキーアイル産駒の馬が沢山生まれています。どれくらいが競走馬としてデビューできるか分からないですが、ミッキーアイルのようにマイルやスプリントを中心に活躍してくれると信じています。

意思を継ぐものその4:キズナ

4頭目のディープインパクトの意思を継ぐ馬は「キズナ」になります。国内外合わせて14戦しており7勝をしています。デビューから調子よく勝ち星を積み上げていき、ダービーでも勝利を収めます。しかし、菊花賞には出場せずに海外に活躍の舞台を移します。フランスのニエル賞(G2)に出場し1着。その勢いで日本馬初の凱旋門賞1着を目指します。3番人気で出場しますが結果は4着でした。世界の壁の大きさを改めて実感をすることになります。

JRA最優秀3歳牡馬(2013年)を受賞。2015年の天皇賞発を最後に現役を引退します。その後は種牡馬となり、今年2019年に多くの産駒がデビュー。すでにキズナ産駒が4勝を収めています。まだまだこれからも活躍が期待されています。

意思を継ぐものその5:ダノンプレミアム

最後のディープインパクトの意思を継ぐ馬は「ダノンプレミアム」です。ご紹介しているディープインパクトの意思を継ぐ馬の中で唯一の現役馬となっています。8戦で6勝をしており、父ディープインパクトのような活躍が期待されていました。しかし直近のレースの安田記念では2番人気となるもののまさかの16着と大敗をしています。多くの競馬ファンが驚いた結果ですが、まだまだこれから。復活してディープインパクトのような強い競馬を見せてくれると思っています。

まとめ

今回はディープインパクトの産駒について記事でご紹介しました。気になるのはやはりディープインパクトを超えるような馬が出ていないことですね。また2019年の種付けは20頭前後と少なくなっており、いつまで種牡馬として活躍できるか不安な所もあります。もしディープインパクトを超える産駒が出てこなかったとしても、後継種牡馬産駒がいつかディープインパクトが残した強い衝撃と、とんでもない記録を超えてくると信じています♪

ディープインパクトが競馬史に残した5つの伝説レース

伝説の名馬「ディープインパクト」

競馬における名馬を語る上で欠かせない存在の一頭は「ディープインパクト」だと思います。サイレンススズカやナリタブライアンにオルフェーブルなど様々な名馬がいますが、中でもディープインパクトが競馬史に残した印象はかなり強かったと思います。

全14戦で12勝と凄まじい成績を残しましたが、その2敗にもドラマが詰まっています。現在では種牡馬として活躍しており、ディープインパクト産駒の馬たちの活躍も目立ちます。そんなディープインパクトが残した強烈な「伝説レース」を5つご紹介したいと思います!改めて「化け物級」の強さを再確認してみてください♪

 

ディープインパクトの成績

まずは最初にディープインパクトの成績について軽くご紹介していきたいと思います。

2004年12月19日に開催された新馬戦でデビューし2006年12月24日に開催された有馬記念で引退をしました。その間たったの”2年”でしたが、競馬ファンはもちろん興味がない人でも名前を聞いたことがあるというくらい有名な馬です。国内で出場したレースの単勝オッズは全て1.3倍以内。後でもご紹介しますが「菊花賞」では単勝オッズ1.0倍ととんでもない期待を背負って走っていた馬でした。

成績は国内外合わせて14レースに出場し12レースで勝利。たった2回だけ黒星が付いています。また国内のレースでは全て1番人気でした。

  • 新馬戦(2004/12/19):1着
  • 若駒S OP(2005/01/22):1着
  • 報知杯弥生賞 G2(2005/03/06):1着
  • 皐月賞 G1(2005/04/17):1着
  • 東京優駿 G1(2005/05/29):1着
  • 神戸新聞杯 G2(2005/09/25):1着
  • 菊花賞 G1(2005/10/23):1着
  • 有馬記念 G1(2005/12/25):2着
  • 阪神大賞典 G2(2006/03/19):1着
  • 天皇賞春 G1(2006/04/30):1着
  • 宝塚記念 G1(2006/06/25):1着
  • 凱旋門賞 G1(200610/01):失格
  • ジャパンカップ G1(2006/11/26):1着
  • 有馬記念 G1(2006/12/24):1着

OP以下は新馬戦のみで1戦1勝、OPは若駒Sのみで1戦1勝、G2は3戦3勝、G1は9戦7勝という成績でした。またシンボリルドルフ以来史上2体目となる無敗の3冠馬となり、印象的なレースだけではなく記録としても歴史に名を刻んでいます。

また全14レースの全ての騎乗を武豊さん担当しています。技術や熟練のレース展開を読む力など脂がのっている武豊さんとのコンビにも注目が集まっていました。

ディープインパクトの伝説レースその1:皐月賞

クラシックレースの1冠目である「皐月賞」についてまずはご紹介します!新馬戦、若駒S、弥生賞とクラシック路線を順当に勝ち続けてきたディープインパクト。人気はもちろん1番人気で単勝倍率は1.3倍とぶっちぎりでした。18頭中14番と比較的外枠に入りました。後ろから足を貯めて直線で一気に前に出る競馬を得意とするディープインパクトは外枠への不安はなく、むしろ好都合のようにも言われていました。

結果から言えばマイネルレコルトやアドマイヤジャパンなどのライバルたちを蹴散らし1着でした。しかしその勝ち方に”インパクト”を残します。

ディープインパクトはスタートがかなり苦手で出遅れる印象がありますが、この皐月賞でもかなりの出遅れとなり後方からの競馬を余儀なくされます。最初のコーナーで先頭から10馬身近く離れてしまいます。しかし武豊さんは落ち着いて騎乗。向こう正面にから早くも前との差を詰めて行きます。最終コーナーから直線に入る頃にはすでに前から10番くらいまで上がっています。

ここから一気に撒くっていくのですが何が凄いってムチをほとんど打っていないのです。直線に入るギリギリで2回くらい入れた後はムチを使うわずにグングンと伸びていきます。残り200mとなった時には先頭に立ちます。そのままのスピードで残り200mを”軽く”走って見事勝利を収めます。一度見たら忘れない走りですよね。ゴールするころは必至に全力で走っているというよりは軽いジョギングをしているようにも見えるのです。最初に出遅れたにも関わらず余力を残して2着に2馬身以上の差で勝利というのは「化け物」と呼ばれても仕方がないと思います。すでに強い馬だと知れ渡っていましたが、この皐月賞で確実なものにしてしまいます。

ディープインパクトの伝説レースその2:ダービー

クラシック2冠目となる「東京優駿 ダービー」も伝説レースの一つです。皐月賞で勝利してから初のレースとなりますが、皐月賞での”インパクト”の影響か単勝倍率は1.1倍と皐月賞の時よりも圧倒的な人気となります。18頭中5番という枠になったディープインパクト。中でもまれる心配もありましたが、内というのは悪くありません。

しかしもまれる心配はレース開始直後になくなります。

それは相変わらずの出遅れがあったからです。作戦なのか?というくらいいつも出遅れますが、ディープインパクトなら問題はなし。いつも通り後方に陣取ります。なるべく他の馬の影響を受けない位置。なるべく内で回れる位置に付けて根こそぎ追い抜くチャンスをうかがいます。ダービーは2400mあるのでなるべく内で体力を温存する方が最後の直線に全てをつぎ込むことができます。

最終コーナーに差しかかる時、早くも中団にの位置に。しかもさっきまで内を走っていたのに、コーナーでは外に持っていっています。ディープインパクトが負ける時は前が開かずに抜くことができない時ですが、流石は武豊さんです。この辺のテクニックは凄いものがあります。

そして直線勝負。東京競馬場の直線は長いと言われているのでディープインパクトが抜き去るのには格好の競馬場ですね。芝が綺麗な外側を走るディープインパクトに勝てる馬はこの時はいませんでした。2着でフィニッシュした「インティライミ」もかなり粘りましたが最終的には5馬身も離れていました。

この頃からディープインパクトだけ”早送り”されているようだと圧倒的なスピードに磨きがかかっていきます。危なげなく無敗で5勝目、クラシック2冠を収めるのです。

ディープインパクトの伝説レースその3:菊花賞

3つ目の伝説レースはクラシック3冠がかかった大舞台「菊花賞」です。ダービーの後にG2の神戸新聞杯に出場しライバルたちを蹴散らし勝利をしているのでこの時点で無敗で6勝で下。さらに最後のクラシック「菊花賞」を勝つことができればシンボリルドルフ以来の史上2体目となる「無敗クラシック3冠」の偉業もかかっていました。

「シンボリルドルフ以来史上2体目」という重圧もありましたがファンたちの期待はそんなものお構いなし!まさかの単勝倍率1.0倍という衝撃の数値を記録します。それほど競馬ファンたちはディープインパクトの勝利を確信していました。すでに若駒Sで京都競馬場は経験値済だったのでマイナス要素ほほとんどありませんでした。不安があるとすればやはり出遅れですが、ほぼ毎レース出遅れてから勝利をしていたので問題とは言えなかったかもしれません。後方からの競馬を得意とするディープインパクトには好都合のこともありましたね。

16頭中7番となりました。遂に記録をかけた菊花賞がスタートします。いつもとは違い少し興奮状態にあったディープインパクト。スタートの出遅れはないものの後方ではなく中段の位置に付けるレース展開となります。この時のことを騎乗した武豊さんはスタート直後に折り合いを欠き、仕方なく強引に馬込みの中に入れたと話をしています。

必死に抑える武豊さんですがレース中もいつもとは違い少し興奮しているのは見て分かるほどでした。前、後ろ、横にライバルがいて囲まれた状態で道中を進んでいきます。

最終コーナーを回っている時は前から6番目あたりにつけ、気付けば絶好の位置にいました。そして直線に突入します。残り300m付近、いつものディープインパクトならエンジン全開でスピードを上げて追い抜いていくはずですが、この時はなかなかエンジンがかかりません。残り200mの時点でまだ先頭はアドマイヤジャパンで下。しかしここからが圧巻でした。200mを過ぎた時から一気に加速。「あ。勝ったな」と思うのに時間はかかりませんでした。一気に抜き去り最終的には2馬身の差を付ける快勝でした。この時に担当したアナウンサーの馬場鉄志さんは「世界のホースマンよ見てくれ!これが近代日本競馬の結晶だ!」と発言しFNSアナウンス大賞を受賞しています。

ディープインパクトの伝説レースその4:有馬記念

4つ目の伝説レースは「2005年有馬記念」になります。無敗のクラシック3冠を達成し、初の古馬たちとの対決となります。もちろん人気は1番で単勝オッズは1.3倍でした。すでに名馬の貫禄を出てきたディープインパクトですが、ここでファンたちの記憶に強く残るレース結果となります。

ゆったりとしたスタートで後方からの”いつもの競馬”を展開します。有馬記念は2500mあるので距離はダービーと同じくくらいですね。ディープインパクトの爆発を確信して後方で足を貯める武豊さん。見慣れた展開に見ている人たちも「これはいけるでしょう」と思ってみていたと思います。

しかし

直線に入ってもスピードが上がらず”早送り”されているようには見えない。これはギリギリになりそうだな。いや待てよ届くのか?前方に逃げるハーツクライが全く止まりません。結局そのまま2着でフィニッシュ。ディープインパクト史上初めて敗北となります。審議マークが点灯しディープインパクトの奇跡の復活も期待されましたが、着順に変動はなし。この時ディープインパクトは3歳ですが一つ年上のハーツクライに負けてしまうのです。

この敗戦もファンの記憶に強く残ります。全勝で引退という夢もありましたが、まさかの黒星でした。この時に「ディープインパクトも一頭の馬なんだ」と謎の安堵があった人も少なくないのではないしょうか?

ディープインパクトの伝説レースその5:凱旋門賞

最後の伝説レースは「凱旋門賞」です。凱旋門賞とはフランスで開催されるG1のレースで、競馬関係者の最大の夢の舞台になります。ディープインパクトが挑戦したのは2006年の凱旋門賞になります。これまで日本の馬も挑戦していましたが勝利した馬は0でした。日本の馬の初勝利の期待を背負って日本から飛び出します。

9頭中1番となりました。大きな出遅れはなく9頭なのでかなりギュッとなった道中でした。直線に入ると残り300mの時点で早くも先頭に立ちます。日本での競馬ならそのまま圧倒的な早さで2着以下を離していきますが、流石は凱旋門賞。強力な馬が集まっているのでそう簡単ではありませんでした。1着争いをしていましたが結局先頭の馬に離され、最終的に後ろから来た馬にも抜かれて3着でのゴールとなります。

”あの”ディープインパクトですら勝てない。という事実は日本に衝撃を与えます。世界の壁が高すぎると。

さらに衝撃的なニュースが飛び出します。ディープインパクトが禁止薬物が検出され失格となってしまうのです。レース後の理化学検査で体内からイプラトロピウムが検出されたと発表されたのです。

まとめ

今回はディープインパクトの伝説のレースについて記事でご紹介しました。実際には全てのレースが伝説だと思いますが特に印象に残っている5つのレースに絞って紹介しました。

最後の凱旋門賞では失格となりましたが、それ以前に完全に力負けでレースに敗北したという事実が印象に残っています。その後も日本の馬が凱旋門賞に挑戦してますがまだ勝利した馬はいません。いつか日本の馬が凱旋門賞を先頭で駆け抜ける日が来ることを夢見ています♪

JRA最大のタブー!ディープインパクトのドーピング問題を徹底解剖

ディープインパクトの凱旋門賞での禁止薬物(ドーピング問題)検出事件は日本の競馬界を震撼させました。日本競馬史上6頭目の無敗の三冠馬で、日本調教馬としては史上初の芝部門で世界ランキング1位に輝き、JRA年度別代表馬にも輝いき史上最高馬の名馬の呼び声もあるディープインパクト。

日本調教馬初の凱旋門制覇の夢を日本国民全員が期待していたレースで、史上初の禁止薬物発覚による失格という汚点を残してしまいました。一体ディープインパクトのドーピング問題は何があったのか、何が原因でその時何があったのか。今なおJRAではタブーとされている大問題を詳しく解説していきたいと思います。

デビュー12戦目で凱旋門賞に挑戦

2002年にノーザンファームで誕生したディープインパクト。0歳時にセレクトセールに上場されたディープインパクトは金子真人オーナーに7000万円で落札されます。馬体が薄かった事を理由に、サンデーサイレンス産駒14頭のうち9番目の落札額だったので当時はそこまで大きな評価は得ていませんでした。ちなみにディープインパクトを購入した金子さんは「瞳の中に吸い込まれそうな感覚に襲われた」と後に証言しています。

多くの人々に強い衝撃を与える馬になってほしいという願いを込めて「ディープインパクト」という名前が付けられました。この馬が後に日本だけでなく世界中から注目を集めるスターホースになるとは、この時はまだ誰も知りませんでした。

21年ぶり史上2頭目の無敗の三冠馬

武豊騎手を主戦騎手に据えてデビューしたディープインパクトはデビュー戦から他の馬の追随を許さない圧倒的なレースを展開していきます。デビュー戦終了後に武豊騎手は「クラシックでも戦える」とインタビューで答えている程、デビュー当時から圧倒的な力を誇っていました。

そのままディープインパクトは無敗で格付けを上げていき、皐月賞、日本ダービー、菊花賞と制覇。シンボリルドルフ以来21年ぶり史上2頭目の無敗での三冠馬となります。ゴール前での馬場アナウンサーの実況「世界のホースマンよ見てくれ!これが日本近代競馬の結晶だ!」という言葉は2006年のFNSアナウンス大勝を受賞する程、大きな話題となりメディアからも大きな注目を集めます。

無敗の三冠馬となったディープインパクト陣営は年内に後1レースするという方針を示します。ターゲットになったのが出走馬を投票で決める年末最大のレースである有馬記念。ディープインパクトは当然1位選出となる16万297票を集め、会場となる中山競馬場には前年比129.6パーセントとなる16万2409人もの大観衆が押し寄せます。

古馬との初対決となった有馬記念でディープインパクトは8戦目にして初黒星となる2着になります。1着に輝いたのはハーツクライで半身及ばす惜しくも2着という結果になり、武豊か騎手はレース後に「今日は飛ぶような走りではなかった。普通に走ってしまった」とコメントしています。

凱旋門賞挑戦と引退

2006年もディープインパクト旋風は衰えることを知りませんでした。初黒星を喫した有馬記念以降は順調に勝利を重ね、ついにディープインパクトは日本の競馬界念願である凱旋門賞に挑戦する事になります。しかし結果は3着、さらに禁止薬物が検出され失格という前代未聞の結果になります。ここの詳細は下で詳しく解説していきます。

帰国後はジャパンカップで1着、有馬記念で1着に輝き、ディープインパクトは引退をします。引退レースとなった有馬記念は完璧なレース展開で、武豊騎手が「生涯最高のレースができた」「今までにないくらい、強烈な『飛び』だった」と言うほどのレース内容でした。

このレースでシンボリルドルフやテイエムオペラオーに並ぶ史上3頭目の中央競馬GI7勝の最多タイ記録を達成し、獲得賞金ランキングでもテイエムオペラオーに次ぐ単独2位にランクインします(※両方とも当時)。その後、繁殖馬入りし、数多くの名馬を誕生させていき、そこでもディープインパクト旋風を巻き起こしていくのです。

日本中が注目した第85回凱旋門賞

ディープインパクトが参加した第85回凱旋門賞は日本中から大きな注目を集めました。日本馬は凱旋門賞で今まで一度も勝った事がなく、凱旋門賞は世界のホースマンが勝つ事を夢見る世界一のレースです。日本近代競馬界の最高傑作であるディープインパクトがどれだけ通用するのか、勝てるのか負けるのか…世界中が注目しました。

ディープインパクトが圧倒的な一番人気

凱旋門賞は世界中の競馬ファンが注目する一大イベントです。前売り段階ではイギリス大手のブックメーカーはハリケーンラン、シロッコ、ディープインパクトの3頭を3 – 4倍程度に設定していました。この三強のうち誰かが1着になるという見方が強く、三強が強すぎるせいで凱旋門参加を回避した馬が多かった事から、第85回凱旋門賞の出走馬は全部で8頭という少頭数でのレースとなりました。

しかしフタを明けてみれば現地フランスに押し寄せた大量の日本人客の影響もあり、最終オッズはディープインパクトが断トツ一番人気の1.5倍。ハリケーンランとシロッコのオッズは5倍まで増えていくという事になります。ここでも日本人だけでなく、世界中の多くの人がディープインパクトの1着を期待していたという事が分かります。

三強が負けるまさかの展開

第85回凱旋門賞で1着争いをすると言われていた、断トツ人気のハリケーンラン、シロッコ、ディープインパクトの3頭は期待通りの走りを見せる事ができませんでした。1着に輝いたのはレイルリンクという伏兵馬。勝ったレイルリンクは道中は完全にディープインパクトの直後につけていました。追い出しも早めでしたがディープインパクトの外に持ち出すと加速がつき、一気に並びかけ競り落とすというレース展開になります。

三強と呼ばれたうちのハリケーンランは道中はディープインパクトの内に入る4番手で進んだものの前がまったく開かず馬の反応も悪いまま4着。シロッコは2番手で進むものの、ディープインパクトに交わされるとその後はズルズル後退してしまい、最下位8着に沈みます。ディープインパクトは3着に入るものの、同年10月19日にレース後の理化学検査で体内から禁止薬物が検出されたと発表されて失格。由緒正しい凱旋門賞でのドーピング発覚からの失格という前代未聞の事件は世間を騒がせます。

日本中が注目!レースは高視聴率を記録

ディープインパクトが日本初の凱旋門賞を制覇するかどうかは日本国中で大きな話題になっていました。レース前からテレビCMが数多く放映され、日本中央競馬会 (JRA) では馬券が購入できないにも関わらず凱旋門賞の宣伝CMを放送するほどの熱の入れようであり、NHKも地上波で生中継する事になりました。

この競走のテレビ中継の平均視聴率は関東地区で16.4パーセント、関西地区で19.7パーセント、さらに瞬間最高視聴率は関東地区で22.6パーセント、関西地区で28.5パーセントとなり、深夜にもかかわらず高視聴率を記録します。

更にフランスで開催された凱旋門賞の入場者数も約60,000人のうち日本人が1割を占める6,000人と発表されました。しかし日本人が競馬場開門と同時にスタンドにめがけて走ったこと(いわゆる「開門ダッシュ」)、レーシングプログラムを取るため配布場所に押し寄せたことなどはイギリスやフランスでは競馬場に社交場という一面があるため、日本人のマナーの悪さとして大問題になります。日本人と海外の人の競馬感の違いがここで出てしまったという訳です。

日本国内でもウインズ後楽園・ウインズ道頓堀・プラザエクウス渋谷の3箇所でパブリックビューイングを行いましたが、全て2,000人以上の観客が集まります。日本国中が世紀の瞬間を目撃しようと、沢山の人が注目していたのです。

真相に迫る!ディープインパクトのドーピング問題

第58回凱旋門賞で3着に入るものの、後に禁止薬物が体内から検出された為に失格となったディープインパクト。凱旋門賞で禁止薬物による失格は史上初、更にディープインパクトと言う事で日本国内のみならず世界中で大きなニュートとなりました。一体なぜディープインパクトの体内から禁止薬物が検出されてしまったのでしょうか?その点について詳しく解説していきたいと思います。

咳止め薬が原因?

凱旋門賞のレース終了後、2006年10月19日にレース後の理化学検査で「ディープインパクトの体内から禁止薬物イプラトロピウムが検出された」とフランスの競馬統括機関であるフランスギャロが発表します。ディープインパクトは3着から失格となりました。事件が発覚した際、同馬の調教師である池江泰郎がフランスギャロに提出した弁明書によると…

ディープインパクトは9月13日からせき込むようになり、21~25日にフランス人獣医師の処方によりイプラトロピウムによる吸入治療を行った。その間2度、吸入中にディープインパクトが暴れ、外れたマスクから薬剤が飛散し馬房内の敷料(寝ワラなど)、干し草に付着。それをレース前日から当日の間に同馬が摂取し、レース後まで残留した可能性が高い。

このような内容でした。凱旋門で禁止薬物による失格はディープインパクトが初。管理していた池江には15,000ユーロ(日本円換算約227万円)の制裁金を科され、同年11月29日にJRAは同馬に同行した日本人開業獣医師に対し、JRA診療施設の貸し付けを同年12月4日から翌2007年6月3日まで6カ月間停止する処分を行うなどの厳しい処置が取られました。

体内から検出されたイプラトロピウムって何?

ディープインパクトの体内から検出されたイプラトロピウムは、人間への使用だけでなく、馬に対しても呼吸器疾患に使われる薬物です。使う事自体は認められているものの、体内に残った状態で走る事をフランスでは禁止しています。ちなみに日本ではこの薬物が市場で流通していないので禁止薬物に指定はしていませんでした。

JRA馬事部の伊藤幹副長は「イプラトロピウムは競走能力に影響を及ぼす明らかな禁止薬物である」という見解を述べ、また「これまで日本では使われていなかったが、今後使われる危険性が非常に高い」と判断した事を発表します。その後、イプラトロピウムが日本でも禁止薬物に追加される事になりました。

まとめ

ディープインパクトと禁止薬物の話題は現在でもJRA最大のタブーとされている程に禁止ワードのようになっていて、テレビやメディア上でも語られることはほとんどありません。批判の対象となっているのは池江調教師で、薬を投与しなければならない状況だったにも拘らず、ディープインパクトの正確な状態について何ら言及せずそのまま凱旋門賞に出走させたことや、薬物疑惑が発表されてからも口を閉ざし続けたことに関し、説明責任を果たしていない点及び説明責任を果たそうとする態度や対応が無い点について大きな批判を浴びました。

ディープインパクトが素晴らしい馬である事は間違いありませんが、このドーピング問題により大きく評価を落とし、人気を欠落させたことは否めません。実際にドーピング問題があった後の有馬記念の投票では大きく票数を落とし、アンチと呼ばれる人も多く生まれてしまいました。

ディープインパクトとドーピング疑惑の詳細をまとめて紹介してきましたがご理解頂けましたでしょうか。凱旋門賞史上初の失格馬となってしまったディープインパクト。汚名を残してしまいましたが、日本競馬界最高クラスの名馬であり、現在も繁殖馬として日本競馬界に貢献しているという事実も揺るぎません。

ディープインパクトの生涯成績は?主な勝ちレースを7つ紹介

「最強」とも言われたディープインパクトの生涯成績は14レースに出場し12勝ととんでもない成績を残しています。GⅠの勝ち星も多く「無敗でクラシック3冠」や「JRA賞年度代表馬」2年連続で受賞するなど成績だけ見ても最強と言われる理由が分かると思います

もちろんディープインパクトの特徴の一つと言えば2着以下を大きく突き放す「圧倒的な勝利」ですが、2年の現役生活でたった2回しか負けていないというのも大きな印象、記録として残っていると思います。

この記事でディープインパクトの成績に特化してご紹介していきたいと思います。全14レース中印象に残っている7レースについて細かく説明しているので最後まで読んでみてください♪

ディープインパクトの成績

簡単にディープインパクトについてご説明します。今回はレースに特化していくので簡潔にしました。

生まれたのは2002年の3月25日でした。当時の評価はあまり高くなかったですが、デビュー前には調教で騎乗した武豊さんに「この馬はちょっとヤバイ」と言わせるほどの成長を見せます。史上2体目となる無敗でクラシック3冠にJRA賞年度代表馬(2005,2006年)などタイトルも多く獲得しています。

ディープインパクトのレースは基本的に後ろに位置取りをし、最後の直線に入る前までに中段辺りまで上がっていき直線に入ると一気に加速して前にいる馬を抜き去るというものです。その勝ちっぷりは見ていて気持ちがいいものがあり、虜になる人は少なくありませんでした。

引退後は種牡馬としても活躍をしていて2012年から6年連続でリーディングサイアーを獲得します。競走馬としてもその名を轟かせましたが、種牡馬としても名馬として有名になります。
成績は国内外合わせて14レースに出場し12レースで勝利。たった2回だけ黒星が付いています。また国内のレースでは全て1番人気でした。

  • 新馬戦(2004/12/19):1着
  • 若駒S OP(2005/01/22):1着
  • 報知杯弥生賞 G2(2005/03/06):1着
  • 皐月賞 G1(2005/04/17):1着
  • 東京優駿 G1(2005/05/29):1着
  • 神戸新聞杯 G2(2005/09/25):1着
  • 菊花賞 G1(2005/10/23):1着
  • 有馬記念 G1(2005/12/25):2着
  • 阪神大賞典 G2(2006/03/19):1着
  • 天皇賞春 G1(2006/04/30):1着
  • 宝塚記念 G1(2006/06/25):1着
  • 凱旋門賞 G1(200610/01):失格
  • ジャパンカップ G1(2006/11/26):1着
  • 有馬記念 G1(2006/12/24):1着

 

ディープインパクトの印象が強い7レースを解説

ディープインパクトは現役中に国内外合わせて14レースに出場しています。約2年の活躍でしたがその”インパクト”はとても強く、未だに競馬ファンたちの間で語り継がれています。そのレースについて簡潔にご紹介していきます。

印象が強いレースその1;2歳新馬戦

まず最初はデビュー戦となった2004年12月19日の2歳新馬戦についてご紹介します。9頭立てのレースで1番人気。単勝オッズ1.1倍のブッチギリでした。距離は2000mで阪神競馬場。天気は晴れで最強馬のデビューには相応しい日となりました。

4枠4番での出場となりましたが、このレースでは道中から中盤くらいに位置付けるレース展開となりました。最終コーナーに差しかかる時には専用集団の真後ろにいて、直線に入るとすでに3番手!残り200mを通過した辺りから一気に加速しあっという間に先頭立つとそのままのスピードでゴール。上がり33.1秒で2着と4馬身差を離す快勝でした。さらに2着と3着の差は3馬身離れており、「圧倒的」という言葉よく似合うレースだったと思います。また大差の2着となった「コンゴウリキシオー」はその後、G2を2勝、G3を1勝を含む7勝を挙げるほどの馬でした。

このレースで「ディープインパクト」という名前が競馬ファンたちの間に刻まれていきます。

印象が強いレースその2:若駒ステークス

2つ目のレースは2005年1月22日に開催された「若駒S」です。このレースでディープインパクトの名前が日本中に知れ渡ったと言われています。それほど印象に残るレースをしました。

新馬戦での勝利を見て人気が下がるわけもなく1番人気で単勝オッズは同じく1.1倍。芝2000mで京都競馬場での開催でした。7頭立てで少ない頭数でしたがまたもや4枠4番で登場します。

少し出遅れますが、この頃からスタートが苦手だと言われ始めます。新馬戦とは違い、後方からの競馬となります。先頭がかなりの逃げを見せ、縦長の展開。それでも落ち着いて直後に向けてジワジワと差を詰めて行きます。最終コーナーを曲がり終わった時にはまだ6番手で後ろから2番目でした。しかし、一瞬カメラが先頭を捉えている間に一気に差を詰めます。

「なんだこれは」

見ている人がそう思うほどの圧巻のスピードで先頭に立ちそのまままたもや2着以下を大きく付き放しゴール。衝撃の末脚を見せたディープインパクトはこの時すでに3冠を取ると確信する人もいるほどでした。

印象が強いレースその3:皐月賞

3つ目のレースはクラシックの1冠目2005年4月17日に開催された「皐月賞」です。芝2000mで中山競馬場で開催されました。もちろん1番人気でしたが、他にも「マイネルレコルト」や「アドマイヤジャパン」などの強力なライバルもいて単勝オッズは1.3倍でした。7枠14番と外枠でしたが後方からの競馬をするディープインパクトには好都合でしたね。

さらにスタート直後に大きく出遅れたディープインパクト、このレースも後方からのレースを余儀なくされます。しかし、若駒Sとは違い比較的早めに仕掛け始めます。頭数が多いので囲まれて前に行けないことを防ぐためだったのでしょうか?ディープインパクトが負ける時はなかなか前が開かずに馬群に飲まれる時だと思います。そうならないようにするためにも早めに前に出て行きます。

直線に入る頃には中団の外に位置につけました。残り200mでは早くも2番手まで上がっていきます。そのまま先頭を抜き去ると一気にゴール。最後差を詰められたようにも見えましたが、明らかに全力ではなくなっていたのでそれが原因だと思います。同世代のライバルたち相手にも大差での勝利となりました。

印象が強いレースその4:ダービー

4つ目のレースは2005年5月29日に開催された「東京優駿ダービー」です。皐月賞でこそ単勝オッズは1.3倍でしたが、ダービーではまたもや1.1倍と圧倒的な人気です。芝2400mで東京競馬場で開催されました。18頭立てのレースで3枠5番となりました。2番人気には京都新聞杯で1着となっていた「インティライミ」がいました。インティライミはその後もG2やG3で勝ち星を挙げる馬となります。

相変わらずの出遅れで後方スタート。しかしもうこれで驚く人は少なかったと思います「またか」程度にしか思っていなかったはずです。しっかりと内側に位置取り、直線の爆発に向けてa足を貯めておきます。そしていつものように最終コーナーに向けてジワジワと上がっていきます。最終コーナーを曲がり終わることにはいつもの様に中段くらいまで上がって、直線勝負。東京競馬場は直線が長いことでも有名なので刺すのには十分な距離が残っています。

内で逃げるインティライミと外から一気に襲い掛かるディープインパクト。200mの時点ではまだインティライミがギリギリ残していましたが、100mではディープインパクトが先頭に立ちそのままゴール。

皐月賞に続きクラシックを勝利しこれで2冠となります。さらにこのレースではインティライミの強さも話題になりました。ここまでディープインパクトに食らいついた馬は初めてだったので、ディープインパクトさえいなければという声も出ていました。

印象が強いレースその5:菊花賞

5つ目のレースは2005年10月23日に開催された「菊花賞」です。クラシック3冠がかかっている大舞台。さらにここまで負けなしのディープインパクトはこの菊花賞を勝つことができればシンボリルドルフ以来史上2体目の無敗でクラシック3冠の偉業となります。

運営側だけではなくファンたちの期待度も高くなんと単勝オッズは1.0倍と衝撃の人気でした。芝3000mの京都競馬場での開催。16頭立てで4枠7番になりました。

珍しく好スタートを決めるディープインパクト、少し興奮気味で道中を走っていきます。観客の前を通りすぎる時には騎乗している武豊さんが少し抑えるような手綱さばき。少し不安がよぎります。3冠がかかった大一番だけに気合が入りすぎていたのでしょうか?それでも途中からは落ち着きを取り戻します。差しというよりは少し先行気味でしたがいつも通り直線勝負に向けてギアを上げていきます。先頭はアドマイヤジャパン!残り200mの看板を通過してもまだディープインパクトは2着です。しかしその差をドンドン詰めて行きゴールの手前50mくらいで先頭に立ちゴール。今まででのレースで一番ヒヤッとする展開だったのではないでしょうか?結果だけ見れば2馬身離していますが。

ともかくこれで無敗でクラシック3冠を達成し、記憶だけではなく記録としてもとても強いインパクトを残すことになります。

印象が強いレースその6:天皇賞春

6つ目のレースは2006年4月30日に開催された「天皇賞春」です。相手には「リンカーン」や「マッキーマックス」「トウカイトリック」などがいました。芝3200mで京都競馬場での開催です。17頭立てで菊花賞の時と同じく4枠7番となりました。ここでも1番人気で単勝オッズは1.1倍でした。

レースはというといきなりの出遅れ。出遅れることはいつも通りですが、少しジャンプするように飛びだしてきてビックした人もいると思います。後ろから2番目を走っていきます。しかし最終コーナーに入る前から明らかに1頭だけ違うスピードでグングンと走っていきます。そして直線に入る頃にはすでに先頭!いつもの競馬とは少し違う動きに会場もどよめきます。しかしほぼ見せムチだけでスピードを落とさずそのまま1着でゴール。他の馬はなすすべがないといった感じでした。

やっぱり「ディープインパクトは凄い」とう思わせるようなレースだったと思います。

 

印象が強いレースその7:有馬記念(ラストラン)

最後のレースは2006年12月24日に開催された「有馬記念」です。実は2005年の有馬記念ではハーツクライに敗れ初めての黒星となりました。さらにこのレースで引退することも決定していたので「リベンジ」と「最後」がかかった重要なレースでした。芝2500mの中山競馬場開催。単勝オッズは1.2倍と最後までファンたちに支持されていました。

スタートは出遅れこそなかったもののゆったりとした感じで走っていきます。いつものように後方からの競馬です。見慣れた感じで最終コーナーを曲がっていき、直線に入ると異常なスピードで先頭に立ち。圧倒的な大差でゴール。最後までディープインパクトはディープインパクトでした。

ラストランは実況も注目を集めて三宅正治アナによる「ディープインパクト先頭!間違いなく飛んだ!!間違いなく飛んだ!!これが最後の衝撃!!これが最後のディープインパクト!!!」

という名言も生まれました。

まとめ

今回はディープインパクトの成績と印象が強かったレースを7つご紹介しました。シンボリルドルフが無敗でクラシック3冠を達成し、その後2頭目の偉業達成でした。その後クラシック3冠はオルフェーブルが達成しますが無敗ではなくまだ3頭目は現れていません!

ディープインパクトは現在では種牡馬として活躍していますが、いつかディープインパクト産駒が無敗で三冠の偉業を達成してくれると信じています。

ダビマスで種牡馬ディープインパクトと相性がいい繁殖牝馬7頭

スマホアプリのダービースタリオンマスターズ、通称ダビマスにディープインパクトが登場しています。レアリティは超激レアで☆5と入手は簡単ではありません。現役時代は14戦12勝ととんでもない成績と残しましたが、種牡馬としても近代競馬にとても大きな影響を与えている馬です。

競走馬、種牡馬として日本競馬に名を刻んだディープインパクトは「ダビマス」でも種牡馬としての評価はかなり高く、最強馬を目指すブリーダーにとってはなくてはならない存在となっています。

この記事ではダビマスでディープインパクトを相性が良いと言われている繁殖牝馬を7頭ご紹介します。さらにその中の一頭「トランピアス」との相性についてもまとめているので、最強馬を目指しているブリーダーさんは必見の内容となっています、是非最後まで読んでみてください♪

ダビマスってどんなゲーム?

ダビマスは「ダービースタリオンマスターズ」の略で元々コンシューマーゲームで人気が高かったダービースタリオンのソーシャルゲームになります。自分が馬主兼牧場経営者、つまりオーナーブリーダーとなって最強馬の生産を目指す内容となっています。競走馬の生産、育成、調教を行いレースに出場させて他の馬と争います。また自分で馬の配合を考えるのが醍醐味の一つとなっており、自分で誕生させた馬をまた別の馬と配合。さらに生まれた馬と自分の馬を配合。とこのループを繰り返し、ドンドン強い馬を作り最強馬を目指すものです。

さらにダビマスには「シナリオ」と呼ばれるものがあります。ストーリーと共に特定の目標が設定されており、それをクリアしていくと次のシナリオが解放されるというシステムです。目標を達成することで自分の成長に繋がっていくので最初はこのシナリオの全制覇を目指しましょう!全部で10話で構成されており、徐々に難易度があがっていきます。ダビマスをちゃんと把握できる作りになっているのでダウンロードをしたらまずはシナリオから始めることをオススメします。

さらに伝説のレースに挑戦をしたりするイベントも定期的に開催されます。他のライバルたちと競争できるので自分の力を試すチャンスになります。またソーシャルゲームの良い所は新たにデートを追加できるということです。引退した馬が種牡馬になったらダビマス内でも種牡馬として新しく登場したり、強い競走馬が出たらダビマス内でも登場させることができるのです。JRAが存在する限り、ずっと続けることができるのでいつ初めて遅いということはありません。

また課金要素としてはガチャがあり、ガチャでは種牡馬をゲットすることができます。

ダビマスでのディープインパクトについて

リアルな競馬でも「最強」とも言われたディープインパクトはダビマスでも優秀な種牡馬として登場しています。簡単に性能をご紹介します。

  • レア度:超激レア 星5
  • 非凡な才能:なし
  • 距離適性:1600m~3000m
  • 成長:普通
  • 脚質:追込
  • ダート:△
  • 気性:B
  • 底力:A
  • 体質:A
  • 実績:A
  • 安定:A

となっています。ほとんどがA評価となっていますね。リアル同様ダートは得意ではないのでディープインパクト産駒は芝で積極的に使うようにしましょう。また現役時代2000m以上でしか走っていなかったディープインパクトですが、産駒は1600mでも活躍していますね。そこもちゃんと反映されています。まだレースは最後の直線勝負をすることが多いので追込となっています。またリセマラランキングでも3頭しかいないSランクの内の1頭です。最初にリセマラをディープインパクトで始めるのは大正解となっています。しかし排出の確率は高くないので、何度かデートを削除しつつやる必要はありそうですね。

ダビマスでは配合が重要

ダビマスの醍醐味は配合です。配合が変だと良い馬を生産することはできません。しかし、ちゃんとやれば最強馬に近づけることができます。もしディープインパクトをゲットしても相手の繁殖牝馬との相性がよくなかったり、評価が良くなかったりすると優秀な馬は生まれないのです。そのためディープインパクトをゲットできてもそれで終わりではないのです。血統を考えて配合することが重要になるので、ディープインパクトの良いお嫁さんを探すことが最強馬を生産するカギになります。

ディープインパクトと相性が良い配合

先にディープインパクトと相性が良いとされている配合の血統をご紹介します。ディープインパクトは父サンデーサイレンスの系統で「ヘイルトゥリーズン系」です。このヘイルトゥリーズン系と相性が良い血統が2つあります。それが「レイズアネイティヴ系」と「ノーザンダンサー系」の2種類です。レイズアネイティヴ系は速力の因子を多く持っており相性が良いとされています。またノーザンダンサー系も速力と底力の因子を多く持つのでバランスが良い配合が可能になります。さらに細かい配合を考えるともっと狭めていく必要がありますが、まずはこの2つの系統を忘れないようにしましょう!

ディープインパクトと相性が良い牝馬7頭を紹介!

配合は考えれば考えるほど迷宮に入ってしまいます。なのですでに相性が良いと言われている馬をご紹介します。もしディープインパクトをゲットした時にはこの7頭の繁殖牝馬を狙うようにしましょう。繁殖牝馬はセリで購入することができるので細かくチェックして逃さないように注意しましょう。

相性が良い繁殖牝馬その1:トランピアス

最初の繁殖牝馬は「トランピアス」です。実はディープインパクトと一番相性が良いと言われているのはこの馬になります。もちろんトランピアス以外でも相性が良い馬はいますが、もし繁殖牝馬セールで登場した時は必ずチェックするようにしましょう。「完璧な配合」となり生まれる馬には高パラメータが期待できます。

デメリットとしてはトランピアスは不定期でさらに期間限定でしか登場しないので、いつでも入手できるわけではありません。チャンスを逃すと次のゲットまで時間がかかるので忘れないようにしましょう。

相性が良い繁殖牝馬その2:ヴァルハラクイーン

2頭目のオススメの繁殖牝馬は「ヴァルハラクイーン」です。スピード63、スタミナ56という数値となっています。ヴァルハラクイーン自体はヘイルトゥリーズン系ですが、「良く出来た配合」となります。完璧な配合をしたいなら最初にヴァルハラクイーンと「ロングエース1972」と配合し牝馬を誕生させ、その牝馬とディープインパクトを配合するともっと良い結果になります。少し時間がかかりますが、こっちをオススメしています。

相性が良い繁殖牝馬その3:ベルナルドレディ

3頭目のオススメの繁殖牝馬は「ベルナルドレディ」です。スピード56、スタミナ42とヴァルハラクイーンよりも少し劣りますが、ディープインパクトと配合すると「良く出来た配合」になります。ディープインパクト以外の種牡馬とも相性が良く、優秀な馬を生産することができるので入手のチャンスを逃さないようにしましょう!

相性が良い繁殖牝馬その4:アマルテアソング

4頭目のオススメの繁殖牝馬は「アマルテアソング」です。最初にディープインパクトと配合をすると「面白い配合」ですが、その後にシンボリクリスエス、その後にストリートセンスと配合をすることで完璧な配合となります。アマルテアソングとディープインパクトを持っているなら3代目で完璧な配合になるのでそこを目指すようにしましょう。

相性が良い繁殖牝馬その5:ヴァージンマリー

5頭目のオススメの繁殖牝馬は「ヴァージンマリー」です。面白い配合となります。さらにステイゴールドと配合をすることで天皇賞春を連破したフェノーメノを再現することもできます。また面白い配合だけではなく底力も追加されるのでオススメの配合となっています。

相性が良い繁殖牝馬その6:コールマイナンバー

6頭目のオススメの繁殖牝馬は「コールマイナンバー」です。こちらも評価は面白い配合です。ディープインパクトとの配合も悪くないですが、エルコンドルパサーやモンジューとの相性もいいので、もしディープインパクトを持っていなくても注目の繁殖牝馬です。優秀な血統でバランスも良いので産駒の活躍に期待することができます。

相性が良い繁殖牝馬その7:ステアクライマー

最後のオススメの繁殖牝馬は「ステアクライマー」になります。こちらも評価は面白い配合になります。もちろんディープインパクトとも相性はいいですが、ダイワメジャーとの配合もオススメです。生産した種牡馬と牝馬を配合して肌馬を作ります。ダイワメジャーを使うので基本はマイラーになります。出来ればスピスタC以上は欲しいですね。

まとめ

今回はダビマスでの種牡馬としてのディープインパクトについて記事でご紹介しました。ディープインパクトはリアルでもまだ種牡馬として活躍を続けています。2019年シーズンは首の痛みから大事をとって残りをキャンセルし20頭前後になりますが、2012年から2018年までは6年連続でリーディングサイアーを獲得しています。

日本の競馬に大きな影響を与えたサンデーサイレンスの息子のディープインパクトが今度は種牡馬として大きな影響を与えています。ダビマスではさらにその後の世代の馬を生産することができるので日本の競馬の未来を先に知るような気分にもなれます。

ガチャなどに課金要素があるものの無料でも遊ぶことができるアプリになります。もし気になった方はダウンロードして遊んでみてはいかがでしょうか?せっかくなので最初はディープインパクトが出るまでリセマラを続けてみても良いと思います。もちろんリセマラをしなくてもその内引くことができるかもしれませんが、スタートダッシュを決める意味でもディープインパクトをオススメします。また今からでも十分参戦できるアプリだと思うので、他のライバルたちよりも強い馬をディープインパクトから始めて作ってしまいましょう♪