ディープインパクトの馬主「金子真人」が所有している名馬7頭

ディープインパクトを所有している馬主は「金子真人さん」という人で、競馬界では知らない人はいないほどの有名な人物となっています。他にも多くの名馬を所有しており日本競馬史上最高の馬主とも言われています。

そんな最高の馬主と言われる金子真人さんとは一体どんな人なのか?気になる収入や経営している会社についてまとめました。また所有している名馬の中でも特に有名な馬を7頭紹介します!意外と知られていないあの名馬も金子真人さんが所有していた?

金子真人さんとは一体どんな人?

金子真人さんは馬主以外でも会社の取締役社長として活躍しています。その会社は「株式会社図研」といい、創業から40年以上東証一部上場の企業となっています。主に事業用のコンピューター向けのソフトウェアやシステムを製造している会社になります。また年商は100億円を超える大企業で金子真人さんが創業した会社でもあります。

金子真人さんが馬主になったのはノーザンファームの吉田さんという方が影響していると言われています。共通の知人を通して知り合い、意気投合したことが馬主になったきっかけだと言われています。金子真人さんが所有する馬にノーザンファームの馬が多いのはこれが理由とも言われています。現在では馬主では「金子真人ホールディングス(株)」という名前活動しています。

さらにセリにも頻繁に登場する金子真人さんは、一度のセリでどれくらいの金額を使ったかも話題になります。馬にかける情熱は凄まじいものがありますね。

金子真人さん収入はどれくらい!?

ディープインパクトの所有者となれば気になるのはやはり収入ですよね?実際に所有している馬の数は膨大で収入を把握することはかなり難しいというのが結論です。しかしまず中央競馬の馬主になるには2年以上連続して年収が1800万円以上あり、さらに資産が9000万円以上ないと資格がないのです。ということはこの条件は最低でもクリアしていることになります。

経営している株式会社図研は年商100億です。株の配当金なども含めると年収1億円はあると予想されています。

また現在のディープインパクトの1回の種付け料は4000万円になっています。2019年は首を痛めて20頭前後しか種付けをしてないですが、もし20頭だったとしても8億円です。さらに2018年は約200頭の種付けをしています。もちろん全てが馬主のお金になるわけではないですが、1シーズンの種付け料だけで80億円あったということになります。とんでもない金額ですね…。現役時代は2年だけでしたが、ケガの心配などを考えると早々に引退させる理由が分かります。

会社の年収としては1億円という予想ですが、馬主としての収入はもっとありそうですね。なかなか難しいですが馬主になって名馬を所有することができれば一番の勝ち組になるかもしれませんね。

ウマ娘への出演はNG?

日本競馬の名馬たちを「美少女」へと擬人化したアニメ「ウマ娘」では金子真人さんが所有している馬は出演していませんでした。ディープインパクトももちろん登場していません。他にも名馬と言われている馬が登場していないこともあり、拒否されているのではないか?という憶測がネット上でも飛び交っています。

ソーシャルゲームとしても開発が続けれられているウマ娘ですが、現時点ではまだリリースの見通しは立っていません。もしリリースされても日本競馬の結晶とも言われているディープインパクトを登場させることができないとなれば、かなりの痛手にもなりそうですね。アニメ事態は意外と面白いという意見もあり人気がありました。しかしその一方で競馬ファンから反対の意見もありました。今後の動向にも注目が集まっています。

金子真人さんが馬主になった名馬

ディープインパクトやキングカメハメハは有名ですが、他にも金子真人さんが馬主になっていた名馬が数多く存在します。現在では引退していたりしますが、中でも印象に残っている馬を7頭ご紹介します。

名馬その1:アパパネ

名馬その1はアパパネです。2010年の牝馬三冠を達成するなどG1を5勝した名馬です。ムラはあるものの力強い走りで時代を牽引していました。JRA賞最優秀3歳牝馬(2010年)、JRA賞最優秀2歳牝馬(2009年)を受賞するなど当時の「女王」にふさわしい活躍をしていました。

父はキングカメハメハとなっており、現在では繁殖牝馬として活躍をしています。所有していたキングカメハメハから生まれたアパパネがさらに産駒を産んで、ドンドン時代と繋げています。さらに現在までで4回の種付けをしていますが、相手は全てディープインパクトとなっています。3頭が競走馬として登録されており、現役で走りを続けています。特に2019年6月29日の2歳新馬戦でデビューした「ラインベック」は1番人気で見事1着。この後の活躍にも注目が集まっています。

名馬その2:マカヒキ

2頭目の名馬は「マカヒキ」です。マカヒキは2019年現在、まだ現役で活躍を続けています。皐月賞で2着、ダービーで1着を取った後は菊花賞を回避し凱旋門賞に挑戦をします。凱旋門賞ではなんと1番人気となりますが、残念ながら結果は14着でした。その後日本に戻ってくるとG1やG2などの大きな舞台で躍動。最近は勝ち星がないですが、まだまだ活躍をしてくると思います。

マカヒキの父もディープインパクトとなっており、母のウィキウィキも金子さんが所有する馬となっています。

名馬その3:カネヒキリ

3頭目の名馬は「カネヒキリ」になります。デビューこそ芝のレースでしたが、3戦目にダート馬として開花。途中で芝の毎日杯に出て7着でしたが、それを除けばダートレースを6連勝しています。すでに現役は引退していますが、生涯成績は23戦12勝でした。当時のダート界ではトップレベルの走りを見せ、JRA最優秀ダートホース(2008年、2005年)、NAR賞ダートグレード競走特別賞(2008年)、NAR賞ダートグレード競走最優秀馬(2005年)など輝かしい成績を残しています。

また種牡馬としても活躍しており、2014年から現在まで多くのカネヒキリ産駒が誕生しています。産駒も圧倒的にダートでの活躍が目立っています。現在の日本ダート界に大きな影響を与えている馬の内の1頭だと思います。

名馬その4:ワグネリアン

4頭目の名馬は「ワグネリアン」です。ディープインパクト産駒のワグネリアンは2019年現在はまだ4歳。現役で競走馬として活躍をしています。8戦で5勝と確実にサラブレットとして才能を開花させており、2018年のダービー馬になっています。名馬その2で登場したマカヒキとも大阪杯で対決が実現しています。結果はワグネリアンが3着、マカヒキが4着でした。かなり豪華なメンバーになりましたが、マカヒキは上がり最速を記録するなど期待が持てる結果となりました。

ワグネリアンは今後もまだまだ活躍が期待できる馬となっており、これからも注目すべき馬の1頭です。

名馬その5:フォゲッタブル

5頭目の名馬は「フォゲッタブル」になります。ダンスインザダークとエアグルーヴの子供で超良血馬です。長距離レースを得意としステイヤーズステークスには4度挑戦しています。32戦で4勝となっていますが、当時の長距離界では名をはせた名馬です。ゴールドシップやドリームジャーニーなどと争った経験もあり、記憶に残っている人も多いと思います。

現役引退後は残念ながら種牡馬にはならなかったですが、平成の名馬の内の1頭と言えると思います。

名馬その6:ブラックタイド

6頭目の名馬は「ブラックタイド」です。生涯成績は22戦3勝と他の馬と比べると若干少なく感じますが、実はあることで有名な馬なのです。それはディープインパクトと完全な兄弟ということです。ディープインパクトと同じく「父サンデーサイレンス」「母ウインドインハーヘア」の子供になります。

G2のフジTVスプリングで勝利もしており、血統の良さを感じる馬ですね。ディープインパクトよりも一つ年上のお兄ちゃんになります。引退後は種牡馬になっており、競争馬が産駒として活躍しています。ディープインパクトが有名になったことで注目度が増した馬となっています。

名馬その7:ラブリーデイ

7頭目の名馬は「ラブリーデイ」です。金子真人さんが馬主になった馬で一番の賞金を稼いだのはディープインパクトですが、2番目がこのラブリーデイになります。キングカメハメハ産駒で33戦9勝という生涯成績でした。

2012年、デビューから2戦2勝をし一気に注目を集めますが、その後すぐに失速。しかしデビューから3年がたった2015年に一気に活躍をします。2015年はG12勝を含む6勝をしその名を一気に轟かせます。

引退後は種牡馬となり、現在でも活躍しています。2018年では122頭との種付けがされるなど種牡馬としても注目されている馬になっています。

まとめ

ディープインパクトの馬主として有名な金子真人さんですが、ディープ以外にも名馬の馬主となっていますね。収入などは妄想になりますが、少なくないことだけは分かります。また自分が所有する馬同士を種付けしているのはホースマンの夢のような気もします。会社の社長でもありますが、世間のイメージでは「ディープインパクトの馬主」と言う印象の方が強いと思います。

実はディープインパクトは0歳の時にセリに出て7000万円で金子真人さんが落札をした馬なのです。当時の評価はそこまで高くなく、小柄な所が欠点とまで言われていました。しかし最終的にはデビュー前に武豊さんも興奮気味に「この馬ちょっとヤバいかも」というくらいの成長を見せたのです。

金子真人さんは「運が強い」とか言われることもありますが、馬を見る目はとても凄いものがあると思います。

いつか金子真人さんが所有する馬がディープインパクトを超える日が来るのはないかと期待をしています♪

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